(なんというか、まぁ、その女流写真家の作品というよりは、その上流写真家の”ハダカ”につられてというか、目がいってしまって、強く印象に残った、というのが本当のところなのでお恥ずかしい限りなのですが…。)
その方が、ヨシダ ナギ氏です。
で、このあいだも、復活した「クレイジージャーニー」を見ていたら、また出演されていて。
その番組中で撮影風景とか、作品も一部放送されたのですが、今回はその作品に衝撃を受けて、写真集を見てみたい、と思って借りてきたのが『SURI COLLECTION』という写真集と『ヨシダ,裸でアフリカをゆく』というエッセー?、紀行本?です。
『SURI COLLECTION』:
少数民族のとびっきりのおしゃれな姿や、りりしい立ち姿が独特の色彩と構図?というのか、画面の中での複数の人物の配置がかっこよくて、衝撃的でした。
ホワイトバランスがナチュラルじゃない感じを受けるのですが、もちろん意図的なものでしょうから、そのことも作品を特徴づけている要素のの一つになっているんでしょうね。
ネットでググって出てきた写真を見ただけでも衝撃的なので、ちょっとでも気になった方は、ぜひググってみてください。
『ヨシダ,裸でアフリカをゆく』:
「何もないところから新しい目標や楽しみを見つけることは難しいかもしれないけど、それができるようになったら、さらに人生を楽しめると思わないかい?」
とは、あるガイドの言葉ですが、それをうけてヨシダナギ氏は、
「やっぱアフリカ人って、すっんげー!」と感銘を受けておられたのでした。
エチオピアで出会った「金くれボーイズ」の中のある少年と出会って、逆に「僕んちも貧乏だけど、インジェラならあるから、それでもよければお腹いっぱいになるまで食べていって!遠慮はいらないから!」と言われて、その少年の優しさに、ヨシダナギ氏は感銘を受けておられたのでした。
他にもたくさん、アフリカの良い側面に触れ、良くない側面にも直面したことが描かれています。
読み物としても十分に面白かったですし、時折出てくる写真がまた、前述の写真集とは全然違って、素朴な、でも明るい瞳をたたえた笑顔であふれていて癒されました。
(この日記の3枚目の写真は、この本に掲載されていたものです。)
かつてアフリカにあこがれたものとして、あぁ、また行ってみたいな、と思ってしまいました…。
(人生で初めての海外旅行がケニア・タンザニア3週間の一人旅だったのでした。。。)
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