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1枚目の画像、
これは、いびつな形をした帽子の絵、ではありません。
右端を見ると、ちっちゃくてあれですが、何か目らしきものが付いてますね。
2枚目の画像、
これが1枚目の画像の透視図というか、なかみ、を描いたもの、だそうです。
両方とも、ゾウをこなしているウワバミの絵でした。
(ゾウをまる飲みして、消化されるのを待っている大蛇の絵なのでした。)
そうです。『星の王子さま』です。
「ぼく」が小さいときに描いたこのウワバミの絵をおとなの人たちに見せながら「これ、こわくない?」と尋ねると、おとなの人たちは「ぼうしがなんでこわいものか」と答えます。
それで2枚目の絵を見せると、おとなの人たちは「ウワバミの絵なんかはやめにして、地理と歴史と算数と文法に精を出しなさい」といったのだかとか。
ところが王子さまは、この1枚目の絵を見せられて
「ちがう、ちがう!ぼく、ウワバミにのまれているゾウなんか、いやだよ」と言うのです。
もちろん初見で、何の説明もなく、見せられてですよ。
王子さま、ステキ!
と思ってしまいました。
他にも、おとなに対する皮肉とか、名言とか、美しい場面がたくさん出てくるのですが、その魅力をうまく説明/紹介することはわたしの文章力では難しいようです。。。
子供の頃に読んだっきり、という方は、ご自身がおとなになってからの、そのおとなの目線でもう一度読んでみられることをお勧めします。
まだ読んだことがないという方、そういうあなたはラッキーです。
こんな素敵なお話に、これから出会えるのですから。
(まぁ、それは言い過ぎかもしれませんが、長い間、読み継がれているだけのことはある、ということは感じられると思います。)
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