2014年にとても遅い年齢で登山デビューをして以来、足慣らしのためにかなりの回数を登った札幌の藻岩山。
住んでいる所からゆっくり歩いても30分ほどで慈啓会病院コース登山口(山頂まで2.9Km、標高差約460m)に着くので、大分山歩きに慣れてきた2年前からはスニーカーや冬は長靴での散歩登山コースにしている。
最初は1時間半もかかって大汗をかいて、かなり息も上がって登ったのに、登る回数が増えるにつれ有難いことに登山から「傾斜の続く散歩道」になってくれた。
あれはいつ頃だったろう、確か3年前の秋くらいか、1時間6分で山頂について今までで一番早いなあと喜びながら下山を始めた時、山頂に着いた70歳代半ばくらいのご夫婦とすれ違った。その時、奥さんが旦那さんに「今日は1時間と8分で着いたワ」と何んだかお茶の間でテレビでも見ながらの会話のようにおっとりとした口調で話しかけるのが聞こえ愕然とする。自分がかなり頑張って汗もたっぷりかいて登ったのとあのご夫婦との時間差がたったの2分!! しかも、お二人ともそれほど汗をかいたり呼吸が乱れた様子は無し、自分の体力と脚力の無さに唖然・悄然としてしまった。
それ以来、藻岩は散歩とは言え登山の練習としてストックなしで死なない程度に出来るだけ早く登る!と決め登頂タイムをメモしていた。
その時から1時間を切るのは2度目くらいで出来たが56分台から短縮できずにいたが、今日は初の55分台/55分2秒で登れた。惜しいなああと3秒短ければ・・・・やっぱ馬の背と山頂の中間部の平坦な所は走らないとタイムは短縮できないか?でも自分の性格からいって、いい歳こいてトレランまがいのことはカッコ悪くてしたくないし、、、
「死なない程度に急いで」といってもこの山は登山道も山頂にもいつもかなりの人がいるので、山頂で陸上競技のゴール後のように疲労のあまり倒れこんで手足をヒクヒクさせる様なみっともない真似は出来ない。(誰も見ていなくてもそんな無様なことはしたくない。)
まあ、2.9キロあるコースなので走りを入れなくてもあと20秒や30秒は短縮できるのではと思うが。さてどうなるのやら
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