今日登る山はスキー場のある斜面の裏側から登れるニセコアンヌプリに行くことにした。登り始めから6合目位までは山頂がきれいに見えたが北西から高度の低い雲が流れて来る嫌な塩梅。8合目くらいですっかり雲に覆われてしまい1時間30分くらいで着いた山頂での眺望はゼロ。白濁温泉の中のよう、岩手の懐かしい松川温泉を思いだす。
程よく疲れることが目的という変な登山なので眺望ゼロは気にせず、休息しながら山頂に色々あったものを見たり写真を撮ったりしていると、視界の端に何か小さなものがさーっと動く。
それが見えたケルンに静かに近づいて行くと、いました!つぶらな瞳の小さなシマリスが一匹、(多分ほとんどの人がかわいい・めんこい・めんけぇ〜(岩手海岸部の方言)と思うヨ、きっと)積まれた石の間や山頂を取り巻く灌木の間をちょこまかと動く。
20分くらいの間に4・5回姿をちょっと現してはすぐに見えなくなることを繰り返す。札幌の円山のリスや小鳥のようにこの山も人が沢山くるので、このリスもおやつのおすそ分けを期待して現れたのだろうか?
操作性の悪い、色々な点でアメリカンなGPSに付いているデジカメでかろうじて1枚だけリス写真がとれた。リス君?ちゃん?へのモデル料のつもりで行動食にあったナッツを数か所に置いてから下山した。野生動物にエサをあげるべきでないという考え方は理解できるが、時と場合によりけりだろうと思う。
同感です。当方、北海道からすごーく遠い兵庫県ですが、10数年前に大雪山、行った時のこと思い出しました。
逃げないウサギ、逃げないシマリス、ホント、可愛いです。
時たま一人でポツンと頂上にいるとき、小鳥がすぐ足元までやってくることあります。尾羽をピッピッと振りながら、こちらを興味深げに覗き込んでいます。そんな時、ビスケットのかけら、落としときますよね。
そんな事しちゃいけないっていう考えもわかりますが…。
まあ、山を騒がせているのですから手土産です。
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