ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

HOME > orisさんのHP > 日記
2016年12月16日 21:53山道具レビュー(調理器具&ボトル)全体に公開

エバニューチタンマグポット500

冬の登山の際、休憩時や昼食時に暖かい飲み物や暖かい食べ物を摂る・・・
それは寒い山の中での至福のひと時である。
そんなに凝った料理はしなくても熱いコーヒーを淹れたり、
カップ麺を食べたりするためには熱々のお湯が必要だ。

登山を始める前はバーナーの上にコッヘルを載せて料理したり
お湯を沸かしたりそんな景色に憧れていたけど、
実際は寒い中ではバーナーを使うことすら面倒だし、
お湯が熱くなるまでの待つ時間も寒くて苦痛である。

しかし、そんな私に救世主が現れた。サーモス社の山専用ボトル・・・ 
通称「山専ボトル」。その名の通りに登山専用の最強の保温力を持つ保温ボトルだ。

朝に熱々のお湯を山専ボトルに入れておけば
登山中に同様の熱々のお湯が使えてコーヒーやカップ麺を楽しむことができるのだ。
まあ、その機能や優位性については使用されている方も多数だろうから
私がここで改めて説明する必要もないだろう・・・

ただし、不満を言えば使用の際に温度が若干ぬるくなっていることがあるのだ。
お湯を入れてから数時間なら問題はない。
だが、自宅を出発する前に熱々のお湯を山専ボトルに入れ、
自宅から登山口までの移動そして寒い山中での移動でお湯を入れてから
6ー7時間後に使用する際にはいつも若干のお湯の「ぬるさ」を感じるのである。
なので、カップ麺がイマイチ熱くない、コーヒーが美味しく淹れられない。
山専用ボトルに「再沸騰機能」が付いていればいいのに・・・
そんなことを考えることがあった。

長い前置きだが今回は「時間が経過してもお湯を再沸騰させて、
熱々のお湯を使いたい。」そんな贅沢をかなえるための道具を購入した。
「エバニューチタンマグポット500」である。
単にお湯を沸かすための専用の道具としては山用のケトルもあって、
それも検討したが大きさや軽さからこのマグポットにたどり着いた。

1.大きさは満杯に入れて水は550ml。実際には500mlくらいが限界だか、
コーヒー2杯やカップ麺一人分のお湯の再沸騰には十分だろう。
注ぎ口があるのでコーヒーを淹れる際には何気に便利である。

2.さらに、小型ガス缶も入る大きさで内側には目盛りが・・・
こんな小技もありがたいものだ・・・

それと、調べたところ同商品の新型はアルコールバーナーを使うことが前提で
安定させるために底が膨らんでいて平らではないらしい。
私はバーナーを使用するので底が平らな旧型が欲しかったの
で実店舗で商品を見てから購入した。

3.山専ボトルのお湯の再沸騰させるためだけに購入した贅沢な道具であるが、
このポットだけで再沸騰はできないのでバーナー一式が必要になる。
増える荷物としては、このポット自体の重さが75g バーナーが116g 
小型ガス缶が200g ガスカートリッジホルダーが29g で合計は420gだ。

420gの荷物でさらに熱々のお湯を使えるのが幸せなのか?
単に荷物を増やすだけなのか? 今後、山中で実際に使ってみて検証していきたいと思う。
お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:3656人

コメント

この日記はコメントを受け付けていません。