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朝食は7時からインド料理のビュッフェ形式、少食になってしまった私には助かる。今日は240kmの路程、しかも途中でダート道があるので7時半に出発する。前半はモスレムの住むスリ・バレーを進む。登校時間の制服を着た小中学生が行き交っている。暫くは車両の往来が多く、すれ違いの度にスピードを落とす。そのうちにダート道となり、車のスピードは30kmも出ない。緩やかに高度を上げて行くと仏教徒との境界であるタンゴルの小さなゴンパを過ぎる。約4時間走行し中間地点のランダムに到着。途中唯一の小さな食事処があり焼飯を食べる(160ルピー)。ここで今回の旅で初めて日本人ツアーに遭遇(西遊旅行12名+日印ガイド2名)。そこから直ぐのところ、丘の上に建つランダム僧院へ立ち寄る(日本人ツアーはスルー)。小さな僧院(僧侶は16人のみ)だが、写真撮影可だったので仏像や壁画の写真を沢山撮る。峠へ向けて走りタツォと言う小さな池で休憩、風があり肌寒い。そこからぺンツェ峠(4565m)は直ぐのところ。タルチョーが棚引くが標識はない。降り始めてダランデゥルン氷河を鑑賞、ザンスカール谷への水の恵みとなっていることを知る。更にオマシ峠へ続く谷を鑑賞してダート道、舗装路を繰り返し16時過ぎにパダムに到着。ダート道が半分近くで疲労いっぱいの1日となったが、以前に比べて道路はかなり改善されたとのこと、恵まれていると思おう。本日はアルチ同様の小じんまりしたロッジ、Wifi の接続は悪い。晩飯は18時半から、卵とベジのカレー+チリの入ったトマトスープでした。一つ言い忘れてましたが、この旅の食事は朝晩ツアー代に込みです。それから、実はドライバー兼ガイドのロブツァンさんの実家がパダムからザンラ方面へ1時間程度のところにあり、この日久しぶりに実家に帰りました。
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