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その後も数回の日帰り登山を重ねたが、ワクワク感は感じられず・・
「自分は登山に向かないのかな?」と薄々感じつつ、次の山に選んだのは雲取山。
累計標高差:約1350m、走行距離 :20km コースタイム:往復8時間を誇り、当時の私にはかなりハードな山であった。
一抹の不安を覚えながらの雲取山、終わってみれば、疲労感少なく予定より早い時間に下山する事が出来た。
この経験から登山に対する考え方が大きく変わった。
山への自信(体力・スキル)を持てるようになり、人生の中で登山が無くてはならない存在となった瞬間でもあった。
それ以降、登る山域を北アルプス・南アルプスへ移行し、雲取山を登る事はなかった。
月日は流れ……
昨日、その雲取山を数年振りに登った。
久しぶりに登る気になったのは、今年の西暦と標高が同じ2017だからという安易な理由。
登山中、当時の事を思い出しながら歩いていたが、ある事に気がついた。
数年前、この山を登って得られた自信は私の体力・スキルがあったからではない。
登山道の管理が常に施され、登山道の傾斜が緩く作られているからド素人の私にも負担・ストレスを感じる事なく気持ち良く登る事が出来たのだ。
雲取山は「過信するな」という気づきを与えてくれた。
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