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2020年08月20日 19:26未分類全体に公開

富山からの帰り

先日の日記にて、薬師岳を登るために埼玉から富山(市内)まで行きながら
熊出没に恐れをなして登山を断念した事をお伝えしました。

その後の話を致します。
富山市内のネットカフェで一晩を過ごし、朝5時に出発。
向かったのは富山市内の展望台。
現地に着き景色を見て、まず最初に思ったこと。

「kagayaki500さんはここで撮影していたんだ」
(毎回、kagayaki500さんの公開される写真に癒されています)

富山市内を包み守るように鎮座する峰々。
実に素晴らしい景観です。
(僕のスマホ撮影では表現できません)
現地の方ともお話をさせて頂き楽し時間を過ごさせて頂きました。
この場を借りてお礼申し上げます。

富山県には7〜8回着ていますが来るたびに魅力度が増していきます。
この勢いを借りて富山県人会 埼玉県支部の入会手続きに行かなければ!
富山県、最高で〜す!

さて、十二分に富山の景色を堪能した後は岐阜県へ。

本来、まっすぐ帰るのであれば平湯方面へ行くのですが飛騨古川へ寄り道。
北アから下山後(※)、新穂高から富山市内へ向かう途中に飛騨古川という道路標識を見て思い出しました。
(※)富山へ向かう直前「南岳→槍ヶ岳→双六(山荘)」を縦走

この飛騨古川、実は映画「君の名は。」の聖地なのです。

現地では3か所(駅・図書館・・神社)の聖地巡礼となりましたが大きなザックを担いだ親父が「ここだよ、ここ」と独り言を発し、現地の方からさぞかし怪しまれたことでしょう。

岐阜県と言えば北アの玄関口「新穂高」、そして聖地(君の名は。)・温泉・山々。
岐阜県、最高で〜す!

名物の飛騨牛を頂きたい所ですが交通費を浮かせる為に埼玉からスクーターで来る親父にそんなお金はありません。
コンビニで買ったメロンパンを食べるのが身の丈な身分なのです。

映画の主題歌を口ずさみながら飛騨古川を後にした僕が次に向かったのは平湯。
平湯と言えば平湯トンネル(有料道路)
無人料金所で630円を支払いスロットルを開けようとした所、スクーターの前に
制服を着た男性に前を塞がれた。

「125cc以下は通行出来ないんですよ」
「え〜〜〜〜〜〜!」

数秒間に様々な思いが交錯した。

(行きも走行したし、過去にも7回くらい通過しているし・・)
(私は違反を犯していたのか・・・)
(確か安房峠は土砂崩れで通行止めの筈、どうやって帰れば良いの??)

そんな私を哀れに思ったのかどうかは不明ですが制服を着た男性が
「今回だけは特別に走行OKとします。次回は走行ダメですからね。
 では、気を付けて」

今回走行させてもらえるのは当然嬉しい。
しかし、次回から平湯トンネルは走行出来ないのか・・
安房峠の復旧がいつになるのか不明だけど(例え復旧しても)真夜中の安房峠は怖いな。
新穂高が遠のいてゆく.....

そんなこんなで松本に到着。
信号で停止する度に首を左に回し常念山脈の雄姿を目に焼き付ける。
長野県、最高で〜す。

9月1日から無料開放される三才山トンネルを通過して上田市内へ。
腹が減ってきたので私が北アへ遠征する際に毎回寄る行きつけの店へ寄る。

店内に入るなり「久しぶりだね、また来たよ!」
とは言わない。

馴染みの店は東御市内の松屋(牛丼)。
何しろ高崎〜上田市の19号沿いに松屋があるのは東御市だけなのだ。
松屋には各種様々な定食があるけれど私が注文するのは「牛丼(並)」と決めている。
いや、正確に言うと決めるのは私ではなく(私に)毎月小遣いをくれるカミさんだ。
僕には牛丼(並)しか選択肢がない。
まあ、小言はここで留まろう。

牛丼チャージして少し元気になったので19号をひた走り(縁のない)軽井沢を
横目に見ながら碓氷峠を下る。
北アの行き帰りは真夜中が多い事もあり、碓氷峠付近で雨に降られる確率は50%くらいだろう。
今回は降雨もなく昼間なので精神的・体力的に負担が少なく済んだ。

横川に下りると当然ながら標高も下がるため、気温が一気に熱くなる。
熱風を全身で浴びてヘルメットの中はかなりの高温だ。
暑い・・

高崎市内に入り国道は19号から17号に代わる。
時計を見ると16時30分。
閉店までに間に合うだろうか。。。
少し急いでガトーショコラハラダの本店に寄った。
本店では少し形の良くないラスクが安く販売している。
毎回、登山から帰宅すると仏頂面するカミさんへのご機嫌取りに買っていこう。
ラスクを買うために牛丼の並みで我慢しているという理不尽を感じるが世の中は誰かの犠牲で成り立っている。

群馬県は100名山も多々あり名湯・ガトーショコラハラダもある。
なんたって忠治親分を生んだ県だ、
群馬県、最高で〜す。
※本店の販売は19時まで

さあ、本店を後にして川を越えれば我が埼玉県だ。
しかし、埼玉に入っても我が家までは2時間近く掛かる。
ただ地元という事だけで安心感は感じられる。

何もない埼玉県と酷評されるけど埼玉県も良い所よ!

【写真(左)】富山県富山市
【写真(中)】岐阜県飛騨市
【写真(右)】長野県松本市

公開できる写真枚数は3枚までのため群馬県の写真は残念ながらUP出来ません。
国定忠治親分、許して下さいね。
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