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2025年08月25日 14:26未分類全体に公開

日本のサファリパーク化を考える

最近の野生動物の異常な増殖をみると、動物愛護などと、現状を理解していない人々の意見が幅を利かせていることに危惧を感じる。
 例えば、わが地域(旧村)でいえば、明治時代(私たちの子供時代も同じ)
に生息していなくて最近生息している動物は、熊・カモシカ・日本鹿・ハクビシン・アライグマ等々
 また、数が大幅に増加しているのがイノシシだ。私の子供のころは、何の防御もしなくても、サツマイモが栽培できたが、今年はワイヤーメッシュで囲んでいたが、ワイヤーメッシュをこじ開けられ、全滅である。
 先日山から帰ってくると、近所の方から昼間10時頃、子熊が車の前を横切ったとの連絡を受けた。
 私は近所の山にキノコ採りなど昔から行っているがこんなことは初めてである。
 よく、熊などの里山進出を太陽光パネルなどの自然破壊のせいだなどという現実を知らない解説者がいるが、農地の荒廃により、生息適地は増えており、太陽光パネルの設置も私の知る限り、そのような熊の生息していなかった里山に設置されている。
 つまり、野生動物の異常な増殖がおきており、日本がサファリパーク化しているのである。(50年以上前は、狩猟により頭数制限されていたし、生息地域も限定されていた)
 野生動物にとっても、適切な頭数管理がされれば、餌に困ることもなく、共存できるはずである。
 薬師沢キャンプ場の熊騒動をみてもわかるが、一般登山道は50年前は熊鈴などつけなくても良かったし、熊など見かけなかった。
 私は竹村新道からの登山で熊スプレーを持参した(実際裏銀座で出会った登山者が熊に出会ったとの事)
 これからの登山には、熊スプレーは必須であろう。(熊鈴は当たり前)
 前は、問題なかった。熊などで会わなかったは通用しない時代であることを理解すべきだろう。(一般登山道の話)
 為政者はどのように考えているのだろうか?
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