今回の検査も、循環器系の心臓と血管、呼吸器系の肺機能について細かく検査した。
心臓のCTでは冠動脈の狭窄など疾患に繋がるような異常はなかった。
エコーでは、従来からの疾患の程度が前回と同程度で、進行が認められないことが分かり、ひとまず安心した。
肺機能と血管年齢は10歳程度若い評価であった。
最後に運動負荷試験を行い、過去の結果との推移をみた。今回は、コロナの影響で距離や標高差を抑えていたので体が鈍り、運動能力の低下を心配していたが、年齢相応に少しずつ各数値が低下する程度だった。
最後に医師のアドバイスとして、コロナ禍の中では免疫力低下を招く過度な体力消耗は避けながら、引き続き山へ行くことは問題ないとのことだった。
ただ、過度な体力消耗がどの程度のことか具体的なところは不明確なので、従来の7割程度の負荷を目安とすることにした。
ある程度の年齢になれば、自覚症状がなくても何らかの異常を抱えることは仕方がない。登山を前提としてポイントを絞った詳細な検査を行い、自身の状態が把握できると注意するところが明確になり、これからも安心して山へ行くことができる。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する