。前の車に不満があったわけではないが、一番の理由は、自動ブレーキやクルーズコントロール(自動追尾)などの運転支援装置が装備されていること。富士山などへ行くときは高速を使うが、自動追尾機能があると便利だ。帰りは小仏トンネルの渋滞になるが、これがあると事故のリスクは大幅に減り、精神的負担も少なくて済む。
納車は2週間前の土曜日。翌日さっそく試運転がてら北丹沢の大室山に行った。車の運転自体に問題はなかったが、新しい車の電子制御にはびっくりした。例えるなら、今までの車は電卓、新しい車はパソコンと言った感じ。電卓なら初めて見た人でも1分も教えれば使えるようになるが、パソコンを初めて使おうとしたら、色々教えてもらっても大変だ。
新しい車は、車の乗り降りから戸惑うことになった。キーのスイッチで解錠ができるところは同じだが、キーを持っていれば、スイッチを使わなくてもドアハンドルに触ると解錠される。しかし、施錠後に施錠確認をしようとドアハンドルに触れたら、解錠されてしまった。施錠確認はどうやるんだー!??
中央高速でさっそく自動追尾を使おうと思ったが、スイッチを押しても自動追尾モードにならない。あちこちボタンを押してたら、メータパネルの表示が変わって収拾がつかなくなったが、相模湖ICに着くまでに、何とか定速走行はできるようになった。
まだまだ使いこなせていない中、翌週は友人2人をを乗せて長野へ遠出した。SAで休憩後、走り出したらアラームが鳴りだしたが原因が分からない。「何だ何だ!」と言っているうちに、ブザーがけたたましく鳴りだした。メータパネルを見ると後席のシートベルトアラームが点滅しているのに気が付き、確認してもらったが異常なしで、しばらくするとブザーは止まった。結局よくわからなかったが、後部座席の上に乗せた荷物を人と勘違いしたのではないかということになり、荷物を極力床に降ろしたら、以後、アラームが鳴らなくなった。
気の遠くなるほど多くの決まりごとがある。
この時はこうなるが、スイッチがOFFのときはそうならない。ああなってるとこうなるが、こうなってるとそうならない。無意識のうちに設定を変えてたりすると、以前と動きが変わるが、何故そうなったかがわからない。勝手にアラームが鳴ったりブレーキがかかるので、その動きを止めたいのだが、どうすればいいのか分からない。
そんなことで、取説を見ながら格闘中で、気の遠くなるほど多くの決まりごとがある
前の車と比較すると、やはり電卓とパソコンの差のように思う。ただ、パソコンと言ってもまだDOSマシンレベル。複雑なことが色々できて優秀ではあるが、自動運転には程遠い。自動化が実現されてくると、DOSマシンからwindowsマシンになるのだろうと思う。
たぶん、そんな先のことではないと思う。
追) 実は車のほかにカメラも買った。今のカメラは、ハードな使用に耐え十分満足しているが、画質に納得できないところがある。
オートフォーカスはいいが、手前に木の枝があるとそちらにピントが合って、遠くの山がボケてしまう。素晴らしい景色を取っても、色調などどこかインパクトが不足しているような気がする。
それで、ワンランク上のカメラを買って使い分けようと思っている。
ただ、ここでも超多機能な電子機器に悩まされている。カメラは基本、シャッタースピードと絞りを決め、ピントを合わせれば写真が取れるわけだが、色バランス、シーン、ISO感度、オートフォーカス、メニュー設定、、、、、
撮るだけなら今のカメラと一緒なので、使いこなすには覚えることがたくさんある。
これも取説と格闘中 □\(_ _ )
kojirohさん、こんにちは。
今乗ってる車、20年使っていますので。
そういう事を聞くと、もう最近の車は無理かなぁ。
初めて乗った車は一応オートマ車でしたが、パワーウィンドウではなく、クルクルまわすヤツでしたよ。ちょうどオートマ車が流行り出した頃かな。
車を初めて買ったのは20代後半でしたので、そんなもんでしたが、
学生時代の頃の車なんて、マニュアル車しかなかった、完璧アナログ車、自分の感覚で運転する車でしたね。
カメラなんて一眼レフは電池無しでもノープロブレムでしたよ。
露出・絞りなんて感覚で撮っていましたからね。
今のは電源がアウトだとすべてNG、車もそうなんでしょうね。
地図も車もカメラも
やっぱり、いざという時はアナログが一番強い。
yamahero さん、こんにちは。
遅レス、申し訳ありません。
ここにコメント頂けるとは思っていませんでした。
ありがとうございます。
私の先々代の車は、パワステなし、パワーウィンドなしで、エンジンだけ電子制御のマニュアル車でした。販売店に「パワステなしで本当にいいですか?」と何度も確認されました。結局そのグレードの車は、その販売店で1台しか売れなかったそうです(笑)。
テクニックはありませんでしたが、思い通りに動かせたので全く不満はなく、楽しく運転できました。
カメラも同様で、初めて触ったカメラは、おやじの蛇腹カメラです。(蛇腹で分かりますか?(笑))
「晴れの日はF8の1/100くらい、曇りの日はF5.6の1/50くらいで撮るんだ」なんて言われて撮ってみましたが、おやじに「シベリアの雪」「闇夜のカラス」と言われてました(笑)。
その後鉄道にハマって、写真を撮るために露出計の付いている一眼レフを買ってもらったときは感激しました。とにかく適正露出が分かることに大満足でした。絞りもシャッタースピードも焦点距離も、全てマニュアル設定でしたが、それで十分でした。
車もカメラも昔の自分なら、色々な機能を試して使いこなしていくことを楽しんでいたと思いますが、コンピュータに関わる仕事をしてきたので、コンピュータを扱うことに飽きています。凄いことができても「作るの大変だったろうなー」くらいに思っても、ビックリしたり感激することはありません。
結局、遊びや趣味の世界ですから、自分ペースでの知識と技術と経験から得られる結果を楽しみたいですね。
そのうち何年後かに、スマホのGPSを使っていると、「このまま目的地まで行くとあなたの体力では最終バスに間に合いません。目的地を変更しましょう」なんて言われるようになるかもしれません。余計なお世話で、そんな山歩きは面白くないですよね。
アナログ的シンプルさは基本だと思っています。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する