石よさよなら

先日、胆嚢の摘出手術をしてきました。

腹腔鏡手術で入院期間は1週間。
退院翌日から仕事復帰し、本日抜鈎（縫い目を止めていたホチキスを取る）でした。

記録のために書き残しておきます。

【手術前】
各種血液検査のため、3回採血
胃カメラ（自覚症状が胃の症状ではなく胆石からくるものなのか、確定させるため）
MRI
CTスキャン
心エコー（不整脈があるため念のため）
精密検査開始から入院までに3回通院してこれらの検査をこなす
【入院当日】
翌日の手術に備えた準備
点滴開始
食事はこの日の夜以降絶食
下剤（液体、錠剤）を飲む
【手術当日】
朝7:00以降水分の摂取も禁止に
点滴続く
手術3時間前に浣腸
手術30分前にストレッチャーに移動し、安定剤注射
手術室に移動し、鼻から胃へカテーテル挿入
全身麻酔
手術
絶え間なく点滴
尿道にカテーテル
鼻から胃へカテーテル
お腹から管が1本出ている
酸素マスクは多分数時間で外された
終了後しばらくは記憶がないが、夜吐き気でナースコール
鼻から胃に入っている管に胃液が溜まってしまい、朝まで何度か抜いてもらう
傷の痛みより、何故か背中の凝りがひどく、眠れないほど痛い
多分1時間おきぐらいでナースコールして体位を変えてもらう。
【手術翌日】
ほぼ眠れないまま朝を迎える
絶え間なく点滴
絶食継続
ベッドの上で歯磨き
鼻から胃に通っていたカテーテルと尿道のカテーテルが外される
歩行器に捕まり、看護婦さんに支えられながら歩いて1Fの外来診察室へ
傷口の確認と消毒
飲み物の摂取許可される
トイレは自力で行けるようになる
ほとんどベッドの上で過ごす（うとうとしていた時間が多い）
動き始めると背中の凝りは自然に治り、夜はぐっすり眠れる
【手術後2日目】
点滴が少し減る
朝の回診で傷口の確認と消毒
お腹から出ていた管を抜き、体に入ってた管はこれで全て外れた
ベッドの上で起き上がっていることが多くなる
昼食から食べ始める（5分粥と普通のおかず）
歩くのはトイレに行く時ぐらいだったが、点滴が外れたタイミングで1Fの自販機まで行ってみる
【手術後3日目】
点滴は朝と夕方になり、昼間はほぼしなくなった
日曜日で先生がお休みのため回診なし
看護婦さんと相談し、1時間ほど外出する
暇な時間は編み物をしまくる
食事は全粥と普通のおかず
【手術後4日目】
点滴は朝と夕方
夕方の点滴は量が減る
朝の回診で傷口の確認と消毒
暇な時間は編み物をしまくる
食事はついに普通食に
【退院日】
朝、最後の点滴
留置していた針を抜く
昼食後の回診で傷口の確認と消毒
シャワーに入れるように、傷口をテープで覆ってくれる
体の中から出てきた石をもらう（直径2cm程度1個、1.5cm程度1個、1cm未満20個）
荷物をまとめて15:00頃病院を後にする

今回受けた腹腔鏡手術は、病院によっては日帰りで受けることができるものですが、よほど若くて体力のある人じゃないと大変そうです。

手術後の痛みは噂通りそれほどでもない（ひどい筋肉痛程度）と感じましたが、鼻から胃に通ったカテーテルやお腹から出ていた管、後は背中の凝りがものすごく辛かったです。

あと、喉に管を通しているため、その刺激で声がかすれるかもしれないと言われていましたが、私の場合入院前日に風邪を引いてその時点で声が枯れてしまっていて、回復にかなり時間を要しました。

退院翌日から仕事に復帰しましたが、デスクワークということもあり、それほどしんどくは感じませんでした。
むしろ家事がしんどくて、特に洗濯物はためっぱなしです。
今週末はがんばってやってしまわなければ…。

傷口の治りは順調ですが、最後まで管が入っているために閉じていなかった傷口の治りが遅く、念のため来週再度診てもらうことになっています。

今のところまだ寝返りは打てません。
うつぶせになれるまでにまだしばらく時間が必要。
咳やくしゃみが傷に響くというのはかなりなくなりました。

勝手に昨日からお酒解禁し、早速飲み会に行って来ました。
もう卵も脂っこいものも痛くなることを気にせず食べられます。
治って良かった！

もう手術はしばらくいいです(^-^;