ﾜｶﾝの修理

2025年01月14日 09:45道具レビュー（雪山装備）全体に公開

1月5日の冠山・南壁の時、早々にﾜｶﾝが壊れてしまいました。
　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7673437.html
ﾜｶﾝ自体はｱﾌﾟﾛｰﾁのみだったし､
余ったﾜｶﾝのﾊﾞﾝﾄﾞで応急処置をしたので
このときは問題なかったのですが
これからも使うので修理することにしました。

以前も登山靴を乗せるﾊﾞﾝﾄﾞが切れて、
この時は細引きで修理したけど
やっぱり細引きは切れやすいようです。
他の箇所も切れかかっていたので
この際、全て取り替えてみました。

今回は使わなくなったｼｭﾘﾝｹﾞを使って修理。
けっこうしっかりできたので、次回のﾗｯｾﾙが楽しみです。

【材料】
　使用しなくなった120ｾﾝﾁｼｭﾘﾝｹﾞ
　（太く重いので捨ｼｭﾘﾝｹﾞとして携行していたｼｭﾘﾝｹﾞ）

【方法】
　① 120ｾﾝﾁｼｭﾘﾝｹﾞをｶｯﾄ。56cm～57cm×4の状態にする。
　② 解れないように端を火であぶる。
　③ ｶｯﾄしたｼｭﾘﾝｹﾞをﾜｶﾝに一周させ、輪の大きさを決定する。
　④ ｶｯﾄされたｼｭﾘﾝｹﾞを輪の状態のｼｭﾘﾝｹﾞ状態にする（写真①）。
　　　この際、③で決定した輪の大きさより
　　　1cm（～1.5cm）程度、小さめにすると
　　　ﾃﾝｼｮﾝがかかって登山靴を装着してもぐらつかない。
　　　縫い目に関しては普通の糸を使用
　　　（ｸﾗｲﾐﾝｸﾞでは使用しない為）。
　⑤ 輪の状態のｼｭﾘﾝｹﾞをﾜｶﾝにはめる（写真②）
　⑥ 他備品を再装着して完成（写真③）

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