この写真を含め、パノラマ写真の「電子巻物」の作成を進めています。2020年の夏にコロナ禍で山に登れないことから、いつでもどこでも見られるようにと開発したものです。
・電子巻物「北岳からの眺望」
https://www.miyajima.net/ebook/panorama/010/
2021年になり「デジタルサイネージ」で活用できるよう改良しました。公共施設などでお使いになる場合はご一報ください。
このまま無料でお使い戴けますが、どこで使われているか分かると、さらに作る励みとなります。
掲載の写真は2018年に撮影したものです。
この年は空梅雨であったため梅雨末期とはいえ快晴に恵まれました。
画像の富士山から南アルプス深南部後方には梅雨前線が横たわり、梅雨明け前であることが見て取れます。
残念なのは全面的にとても濃厚な PM2.5 に覆われていることで、通常ならば容易に確認できる中央アルプスや北アルプスの山々が霞の中に沈んでいます。
とは言え、仕事の合間に登った登山で、これほどの快晴の恵まれることは珍しく、また早朝から登頂を目指し、ちょうど山小屋などの朝食の時間帯と重なったためか山頂には殆ど人影が無く、落ち着いた雰囲気の中で撮影することができました。
この時の山行では、数日前の田圃の草取りで両足の指先を痛めていたため、前日にワンサイズ上の登山靴を購入して足慣らしをしないまま登ったことと、撮影機材を欲張ったことが重なって、下山時に「草すべり」上部で転倒して両膝を強打し、左の鎖骨にヒビが入る痛い経験をしました。
幸いにも同行の山友達の強力(ごうりき)によって何とか広河原に辿り着きましたが、自らの体力を過信しないことの戒めとしています。
この時の山行の様子です。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1528443.html