能郷白山温見峠コース

昨日夕方、正式に温見峠道が開通。さっそく今日は開山祭の準備のため、仲間と温見峠へ。本巣市ではもう仮設トイレを設置してくれている。ありがたい。4月11日に能郷谷から山頂を経由して温見峠まで来ているがその時は山頂からコロンブスピークの6割が雪上歩行。上のガラガラ坂の下も急な雪田が少しあったので、今回はその後の確認も。危ない浮石は撤去。どうしても登山道を防いでいる枝は払う。数箇所雪田は残っているが問題なし。下のガラガラ坂の鉄製ハシゴは頑丈。カタクリも満開。以前より少ない気もする。この日、６人の登山者に出会う。山頂から奥の院までの雪田の一部はスリップすると危ない。下山すると峠にキツネが現われ、人にすり寄ってくる。可愛いというよりなんか変。きっとだれか餌付けをしたのか？たまたま残した人が残した食べ物に味をしめたのか、このようなことはおかしい。ニホンカモシカも病弱した個体がやたらと人里に出てきて、やがて死んでしまい、丁重に検死、処理をしなければならない。鹿の異常な増殖は鈴鹿や伊吹山付近だけに収まらない。能郷白山でニッコウキスゲがほとんど見られなくなったのは鹿の食害と言われる。