丹波篠山でぼたん鍋

奥様の実家が丹波篠山にあります。篠山、郡上（岐阜）天城山（静岡）がシシ肉の三大名産地と言われていますが、その中でも篠山が特に有名なようで、丹波篠山市のHPでも自画自賛。
https://edamame.sasayama.jp/topbotan.html
丹波篠山に行くと、橋の欄干にイノシシの像が載っていたり、主要な道の至る所でシシ肉の販売店があります。義父が存命の頃、正月にお呼ばれしたときは必ずぼたん鍋をごちそうになりましたが、亡くなってからはぼたん鍋を食べる機会も減ってしまいました。

しかし、味噌で煮込んだぼたん鍋の美味さは忘れられず、丹波篠山でも有名な「いわや」さんでぼたん鍋をいただいてきました。1ヶ月前に予約必須なので、いくら当日の天気が山登り日和でもぼたん鍋が優先されます(~_~;)　そして、やっぱり来てよかった！となりました。ちなみに「いわや」さんは３回目の訪問で、ぼたん鍋をいただくのは２回目です。

牛肉は煮込むと堅くなってしまいますが、シシ肉は煮込んだ方が美味い！　そして何と言っても脂が美味い！　すきやきの脂身は一口も食べたくないけど、ぼたん鍋の脂身だったら一生食べていられる！　こちらのお店ではぼたん鍋以外にもシシ肉のステーキやアマゴの塩焼きなどのサイドメニューもありますが、それにお金を使うならぼたん鍋に使いたい！ということで、我が家ではぼたん鍋のお肉を追加です（笑）

さて、鍋を堪能した後は雑炊で〆のパターンが多いと思いますが、いわやさんでは残った味噌出汁に生卵を割り入れ、半熟になったところで味噌と一緒にお茶碗のごはんに載せてかき混ぜていただくスタイル。予てより味噌と卵の相性は抜群やと思っていましたが、シシ肉の出汁も染み込んで、最高の雑炊でございました。ご馳走様でした〜(￣人￣)