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雨の降り続く上高地雨で何をしたか。写真は河童橋ですが、穂高追想の旅の筈が、見えるべき穂高は雲に隠れ姿さえも見せてくれません。穂高を途中まで(岳沢小屋まで)登るつもりだったが、この雨では断念。穂高追憶は次へのお楽しみです。
代わりにできることは植物観察です。上高地と言えばケショウヤナギ。北海道以外では上高地を流れる梓川にしか分布していません。しかし、ヤナギの同定は種類が多くて難しい。上高地ビジターセンターで調べてわっかたのが、写真1の中央の2本の樹がケショウヤナギだということです。大木になるんですね。
穂高が見えない上高地だからこそ、実感したのが梓川の存在です。河童橋も大正池も梓川のおかげですね。水量に比べ川幅が広く氾濫を繰り返しているようです。その河畔にあるのがヤナギなんですね。
梓川の河畔にはケショウヤナギだけでなくさまざまな種類のヤナギがあるようでした。ヤナギって名は知っているけどちゃんと見たことがなかった。名が知られているのは、昔は身近だったからでしょう。氾濫を繰り返す大小の河畔のヤナギは、河川の整備により身近な存在ではなくなったのではないでしょうか。河畔林に注目してみたいです。
写真2は梓川の河畔林。河童橋の少し下流の右岸です。左のもっこりしているのがケショウヤナギだろうか。右の方には紅葉したシラカンバもみえる。
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