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遡ること5年前。北アルプスの登竜門、燕岳に登った。
当時たまたま同じ山に登るという友人を先行していた自分は山頂にて待つことにした。
初めての北アルプスでしかも山頂でじっと待つことを甘くみていた私は寒さに耐えるためじっと三角座りで待機していた。
そのさなかに友人より先に現れたのが2人の山ガール(死語)。
息を飲むほどの大展望を前にして「こんにちは。」と展望同様の曇りのない挨拶を交わした。
下山中に時折顔を合わせ、雷鳥の情報を得たが雷鳥は見つけることが出来なかった。
帰宅後にいつものとおりヤマレコに山行記録を作成し、今見ればあからさまにその山ガールへアピールする内容を書き上げ、その後連絡を取り合い一緒に山に行くような間柄となった。
ただ山登りが趣味、と言ってもその中でも趣味嗜好の違いはある。それが同じであっても深さとバランスがある。
そういった事を山行を同行しながら確認し、時に山行中にぶつかりながらやがて趣味以外もパートナーとして同行する道を進むことにした。
そんな自分等は出会いの山、燕岳の山頂で二人だけでいつか結婚式を挙げることを夢にした。そしてどうにか計画を立ていざ！と思ったその日、山荘が改装のため休業中とのHP情報で頓挫することになったのである…(笑)
時はそこから多分2年とかそれぐらい？経って今年の夏、義妹の結婚式を機に自分等も式を挙げよう親兄弟だけ呼んで、ということに落ち着いた。
自然豊かで両家の参加しやすい場所ということで全て妻であるpeachfaceに立案から計画手配をお任せして群馬県嬬恋村にある高原リゾートで挙げることになった。
天気予報の曇りを覆す、新婦きっての晴れ女友人を招待したのがズバリ的中！式と今回の楽しみであった白馬の馬車に乗っての御披露目周回の時はしっかり晴天に恵まれたのであった。白馬の引いた馬車に乗った齢44歳の中年おじさんは、恥ずかしげもなく満面の笑みで王族気取りであった。
あのとき見つけられなかった「燕」岳と雷鳥は頼もしい妻とともに我が家で暮らす、2羽のインコに姿を変えて今も騒がしく私のそばで囀ずっている。
写真は…チャペルでもおどける仕草しか出来ない私達とつかの間の晴れ間と周回中に舞い落ちてきた紅葉が思い出深い馬車と私のことが大好きな♂の「うり」と私のことが嫌いな♀の「ひめ」
お二方 改めておめでとうございます
お山が出会いの場所だなんて、なんてロマンティックな！
しかも式を山頂で、なんてオサレすぎます（実現はしなかったようですが）
バイト先の上司と部下、しかも式は貧乏でやってない我が家とは大違い
boさんより年下にも関わらず
結婚歴20年以上の僕が思う夫婦円満の秘訣は「共通の趣味を持つこと」ですが
登山だけでなく鳥も共通の趣味のようですし、安泰ですなぁ
今後もお二方のレコを楽しみにしていますね〜
ケダマさん、こんにちは。
山頂で出会って〜って話はまあ、我ながら運命的な、ロマンあふれる話だと思います
そして燕岳で結婚、我々はツバクロ婚、と言ってましたがこれが嘘ではないのは今回の式後の会食会で着たウエディングドレスとモーニングが自前で用意したもので、私は燕岳にちなんで燕尾服のモーニングだったんです。ちなみにそれを担ぎ上げる為だけに、一回もやったことのないテン泊用の60リットルザックも未使用のままタンスの肥やしになっているのです・・・ついでに被ったことのない山高帽までタンスの中に・・・
それはさておき、出会いがどうとかそんなことより夫婦円満のほうが大いに重要でして。ケダマさん夫妻もレコを見るに素敵なご夫婦とお見受けしております。お二人でテン泊とかとても羨ましい！
こちらこそケダマさんのレコを楽しみに、時に妬ましく見させてもらってますので(笑)よろしくお願いしますね〜
bo-さん こんにちは。
お二人がどんな経緯で一緒になったのかな、と前から気になっていましたが、燕岳での出会いがスタートなんて、お洒落ですね。
燕山荘での式が出来なかったのは残念ですが、嬬恋村は妻に恋と書く位で愛妻家の聖地でもあります。そこで燕尾服、うまい事、考えますね。素敵な式になりましたね。
自分達ははるか昔の事で忘れてしまいました(^^;
yuzupapaさん、こんにちは。
燕岳にはやはり特別な思いがあります。
燕岳で挙式、というほどのものではなく、燕山荘に宿泊して着替えさせてもらって山頂で結婚写真を撮ろう、ってだけの計画でした。なので誰を呼ぶつもりもなく実行しようとしたのですが・・・今回母には「だから親族を呼ばずに式を挙げるなってことだったのよ」と言われてしまいました。たしかにそういう暗示だったのだということで笑い話になりました。
たしかに嬬恋村ってすでに入籍はしている我らにとってはいい選択だったのかもしれません。
我らもはるか昔のことで忘れた、と言えるよう末永く円満夫婦で居たいと思いました
bo-tyu-zaiさん今晩は。
何と羨ましい出会いですね。結婚式と言えば立山で挙げる方を聞いたことがありましたが、出会いの場所の燕山荘で行いたかったのでないでしょうか。
でも毎年の記念の年に燕岳への登山もいいと思いますよ。
因みに我が家は同じ趣味も何もありませんが、気持ちは通じ合っていると
思います（笑）
これからも仲良く山に行ってください。
ogawawasi さん こんばんは。
燕山荘を椿山荘代わりに使うのも憚られるので結婚写真は燕岳山頂で撮ってあとは風のように去るつもりの計画でした。
たしかに毎年燕岳登山てのも考えましたが何せ自分、連休もままならず土日休みの妻とはほぼ休みが合わない小売業なもんで・・・
まあでももし気持ちがすれ違ってきそうだな、と感じたらかすがいのごとく燕岳に登りに行くのもまた良しかな？と思います。
膝の調子がまだなのでしっかり養生してからまた山登りを再開しようと思います。
bo-tyu-zaiさん、peachfaceさん、あれから5年、おめでとうございます✨
かなりご無沙汰しちゃいましたが、めでたい話にコメントです。
あの日、山頂にたどり着いた私が見たbo-tyu-zaiさんの視線は槍ヶ岳や北アの山々を眺めているようで、ロックオンしていたのですね。
遠い遠い遠距離恋愛を乗り越え、そして今も休みの合わない生活に苦労はあるかと思います。
正直な気持ちをぶつけ合いながら、夫婦の信頼は深まるものなかもしれないですね..
年に何回あるかどうかわからない夫婦登山、ぜひ楽しんでくださいね😃
燕岳でいつか写真撮れるといいですね🎵
文末に
ホントにおめでとうございます。
末長くお幸せに絆を深めてくださいね。
GARNETさん、こんにちは。
そうですね、5年前の私達以外に出会いの場に居合わせたのはGARNETさんとpeachfaceの連れの女の子だけでしたね。しかもGARさんを待っていたのに未来の伴侶をそこで迎えることになるとは夢にも妄想にも思わぬことでした。
GARさんとは職場は違えど会社は同じですから私達の休日の合わせにくさ、連休の取りづらさが痛いほどわかると思います(笑)
登山は人格がモロに出るので、山行を重ねることでお互いが伴侶として相応しいのか見定めていたように思います。
GARさんも彼女が出来たようですが、山でジャンプばかりしてると大事な脚をジャンクにすることになりかねませんのでお気をつけを。
最後にドＳ相棒だったbo-からのお小言でした。
おしまい。
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