ほっこりと穏やかな気持ちになる映画でした。
性格が違う2人のおじさまたちが繰り広げる珍道中がおもしろかったです。旅の途中でレンタカーを借りてズルすることを企ててしまう、ちょっとおデブなカッツが自分と重なりました笑
いろんな癖のある人に出会ったり、ハプニングを乗り越えながら旅は続いていくわけですが、最後の方で星を眺めるシーンがあり、そこでの2人のやりとりがステキでした。
無数の星を眺めながら静かにこれまでのことを振り返り語り合う。愛する人のことを想ったり、人間の小ささを感じたり……いいなぁって思いました。
ガッツリしたところは全然なくて、この映画の宣伝文句にもある「旅は人生と同じ。ベストを尽くせばそれでいい」を地でいってます。
1番の見せ場と思われる壮大な風景シーンも、なんとなーく曇ってるような…
作り手側にも、いい光が出てくるまで粘って待ってみるとか、拘りや気負いみたいなのがあまりなかったのかも。でもそれもこの映画の持ち味になってるのかなって思います^ ^
日本の山のような、四季折々の風景や息を呑むような美しいシーンを求めると少し物足りないかもしれませんが、
場面場面で流れる音楽は、自然の大きさとそれを育んできた地球の圧倒的な時間を感じさせてくれて、広がりと深みがあってよかったです。
映画の後、早速サントラ盤をチェックしました。お山に向かう途中に聴いたらテンションが上がりそうです♪
ひとりでお山に行くのも誰かと行くのもどっちも楽しい!
好きな自然を、好きな形でこれからも楽しんでいきたい♡
そんなふうに思わせてくれる映画でした。
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