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棒杭尾根から登ることにする。
日原街道より倉沢林道へ。
道は悪路。
魚留橋でホントに行き止まり。
10:40。スタート。
毎度の事だが取付きを見落とす。
日々、時間に追われている。
面倒なので涸れ沢より直登する。
地味に悪い。
200m登るのに40分程かかる。
登山道に出たかと思いきや、ピンクテープがないことから作業道と理解する。
途中、鹿と遭遇し存在を認知されしばらく警戒される。
急登が続く。
暑い。
身体が重苦しい。
登山道を使いここまで登っていればこんなに苦しい思いはしなかったのではないか?
踏み固められ明瞭な道筋。
普段いかに登らせてもらっているのかを再確認する。
ようやく登山道に合流する。
おそらくまだ半分も登っていないと思われる。
すでに心は山から離れている。
分岐までは行ってみよう。
一杯水小屋までは。
しかし戻ってくるも億劫だ。
心が揺れる。
一歩また一歩。
もどかしいが急登を焦らず登る。
分岐が見える。
ハイカーが駆け足で通るのが見える。
何故だか鬱々する。
一杯水を求めて足早に進む。
落ち着け。
飲み過ぎるな。
汗や汚れを冷水で流す。
3杯飲んでしまう。
一杯水小屋。
小屋に入るも先客あり。
蒸し蒸しする。扉を開け放したいが先客が扉を閉めていた事を尊重しそれも出来ず。
先客も去り蒸し暑い小屋に一人。
もうウンザリだ。
帰ろう。山はしばらくいいんじゃないか?
横になり酉谷山を想う。
ここからコースタイムで2時間半。
現在の時刻は14時半。
1.5倍のスピードでピストンして18時だ。
身体は重い。
起き上がるのも億劫だ。
行くべきか帰るべきか?
低山特有のアップダウンのくり返しがあったら?
長沢背稜は山深く熊と遭遇する頻度が多いらしい。ましてや夕刻。南無三。
行けるところまで行きますか。
好機ではないか?
いくつかのロングコースから目指すもまるで手が届かなかった酉谷山。
目の前にあるような気さえする。
トイレに寄った登山者の下山を合図にスタートする。呆気なく分岐。もう目の前だ。
誰もいない酉谷山の夕暮れに憩う。
のんびりもしていられない。
さぁ帰ろう。
日の入までには稜線を抜けたい。
18:53。
魚留橋。
無事下山。
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魚留橋10:40
作業道11:30
登山道合流12:02
棒杭尾根分岐13:03
一杯水小屋13:29 (2:49)
一杯水小屋14:30リスタート
七跳小屋分岐15:20
酉谷山16:13(1:43)
酉谷山16:28折り返し
七跳小屋分岐17:07
一杯水小屋17:51
棒杭尾根分岐18:15
登山道合流地点18:30
棒杭尾根取付18:43
魚留橋18:53
登りtotalタイム3:32
下山totalタイム2:21
*一杯水小屋にて1時間の休憩。酉谷山にて15分の休憩。他小休止は不明。
所要タイム8時間13分
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