冬の到来。初めての冬山シーズン。
山スキーを身に付けるべく、11/28札幌国際スキー場から朝里岳へ。
積雪1m強の新雪で、転ぶと起き上がりが大変で、体力が奪われる。
ほぼなだらかで、歩行訓練と言う状況だが、悪天候であれば感想は変わるのだろう。
左手に沢地形を見ながら進む。
傾斜が増した斜面でキックターン。
山頂手前の赤エゾマツ(先輩から教わった)が1本、すっくと立って待っていた。これが、山頂が間近の目印だそうだ。
山頂標識が木立の上にあった。
幹の太いダケカンバが、うねうねとした枝を広げ、迎えてくれた。
新雪とダケカンバ。綺麗な景色にこころが幸せな気持ちで満たされた。
新人仲間のMさんの天然っぷりに、先輩と大笑いしつつ小腹を満たしたあと、山頂を後にした。
スキーシールにワックスを塗らなかったせいで、下山も歩行訓練状態。
国際スキー場、キャビン降車地点から、シールを外して滑走した。
スキーブーツとは違って、プラブーツでの滑走は難しく、体重が板の後ろに載ると間違いなく転倒した。
Mさんはザックを背負ってるのは私達だけだと恥ずかしそうに言うけど、いいのいいのって私は嬉しく楽しく歩行訓練を終えた。