(初挑戦時の記録です。)
ヤマレコでの報告やその他のWEBサイトで気になっていたのでやりたかったのですが、なかなか踏み切れずにいましたが、近くのドラッグストアで重曹を買い込み、自分を追い込んでやってみました。
とりあえず、山道具を入れている90リットルくらいの大きさの樹脂コンテナに50℃のお湯を60リットルくらい入れ、1リットルあたり15g程度の重曹を溶かしました。
熱いので、棒でかき回しながら溶かしました。
そこにPUの加水分解が進んでいる色々な物を漬け込みます。
手始めに、4人用と6人用と二つ持っているオートキャンプ用ドームテントの別体型の前室を2ヶ、その各々のテントのポール袋とペグ袋と本体袋、それらをコードロックを外して裏返して漬けこみます。
お湯の温度はどんどん下がり、手を入れられるようになるので、手で揉み洗いをします。
かなりヌルヌルするのですが、我慢して洗います。
お湯の色がどんどん茶色になって行き、剥がれた白いコーティングが細かなチリのようになってお湯の中に大量に混ざってゆきます。
30分以上洗って、ぬめりが大体取れたところで、ブツを引き上げてお湯を捨てます。
ちょっと怖かったので排水口には流さず、何回かに分けてバケツに汲んで、外まで持って行き、車道にぶちまけました。
コンテナに新しいお湯を入れ、今度は濯ぎます。
取りきれなかったコーティングがどんどん落ちて行き、お湯も濁ってきます。
更にもみ洗いをするようにして、どんどんコーティングを落とします。
20分ほど洗って引き上げます。
今度はお湯を排水口に捨て、水をコンテナに入れて又すすぎます。
もうそんなに水も汚れず、コーティングも落ちません。
そこでブツを全て引上げ、干して一回戦目の終わりです。
同じ作業を2回戦目は、ザックカバー、パッカブルナップサック、スタッフバッグ、パックライナー、エコバッグ、合わせて十数枚に行ないました。
状況は全く一緒でした。
その日は2回戦で終了しました。
重曹溶液に漬けると、PUコーティングが加水分解した物は、細かなチリのようになって剥がれて行くものと、そのまま溶けてしまうものがありました。
ゴム系のコーティング(ハイパロンだと思われるもの)に皺がよっているものがあったので、それも漬けこんでみましたが、コーティングは溶けず、コーティングを接着しているPU系接着剤が溶けたようで、ゴムが面で剥がれて行きました。
画像は全く関係ありません。
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