地元埼玉で雪山体験･･･ 断念､残念､無念！で不思議な体験？

昨日の雪は､関東の平野部にも積雪を記録｡普段は雪山でない地元の埼玉の低山ですが平野部と比べたら沢山積もって一時的に雪山状態のはずです☆
登山歴1年未満の私は本格雪山経験がなく､まずは手始めに低山の雪山を体験して･･･と日々悶々としていました。

幸運にも今日は会社がお休み､喜び勇んで地元の低山に向かいます。奥武蔵の日和田山周辺(300〜400m)や日向山周辺(600〜700m)を当初考えましたが標高差が少なく､もう少し手応えのある笠山･堂平山トレイル(800m峰で標高差600m超)に挑戦することとしました。登山口は人里の標高200〜300m地域､乗用車でも無理なく入っていけるはずです。

ところが･･･、登山口近くにある定番の某(無料)駐車場､奥に何台も駐車できるスペースがあるにもかかわらず入口周辺に4〜5台の車が扇状に不自然に極端に下手に駐車されていて自分の車を駐車するスペースがありません(無理に駐車すると通路を閉鎖する迷惑駐車で通報されても仕方ない状態になります)｡一度車を降りて周囲を確認すると雪かきで横に雪をどけて山になっている箇所が2つ、それを退ければ2台駐車スペースができます｡雪を退けようしますが固められていて持ち合わせていた金属バット(草野球のチョイ趣味あり)で叩いてもなかなか崩れません。スコップ等でなければ不可能な状態ですが持ってきていません。どうしようかと思案していると､下手に駐車している車の所有者(使用者)の一人が荷物を取りに来たので「渡りに船｣と、車を動かすように話しましたが、雪が硬くて暫く動かせないとのこと｡その車はスタッドレスタイヤを履いており積雪も通常路面は15cm程度、普通絶対に移動できます､どう見ても移動できそうです･･･｡私の車もスタッドレスタイヤを履いた一般的2輪駆動の乗用車ですが経験上全く問題のない路面･積雪の駐車場です。1兆歩譲ってゴムの劣化で本来の性能を発揮できないスタッドレスタイヤを履いているので移動できないということでしょう｡私が話しかけた人は移動できない事を話すとすぐに立ち去っていきます。なお､さりげなく広く周囲を確認すると少し離れた所に止まっている(地元の？)トラックに乗った人がこちらを監視している(様子を伺っている)気配を感じます｡状況が悪いと判断し、断腸の思いで駐車場を後にします･･･｡

その後、他に駐車できる場所がないかダメ元で車でさらに標高を上げて行きますが､雪かきが必要十分な状態で外者が駐車できそうな場所がありません。路面は次第に雪国の車道に近い状態で車が2台すれ違えない状況も増えていきます。ちょうどユーターンしようとしたところに最低地上高の高い四輪駆動車(クロカン)が来てフォンを鳴らされます。仕方なくユーターンを諦めて後ろの車をやり過ごしてユーターンできるポイントを探しそこで左折すると何と後ろの車も左折してきました｡仕方なく車を降りてユーターンしたいことを話して一旦後ろに下がってもらいやり過ごしました。がそのときに｢ここじゃユーターンできないよ｣といわれたので別のポイントでユーターンすべく更に登っていきました。結局､暫くいった地元消防団施設の車の出入口の除雪していたスペースまでユーターン不可能でした。

何とかユーターンして戻っていくと、なんと先程やり過ごしたはずのクロカン車が遠くからこちらに向けて登ってきているではありませんか･･･､2台すれ違えないので予め広めのスペースで左に寄せて一時的停車でやり過ごします、ちょっと不自然ですが稀にこのような偶然はあります･･･｡その後雪国状態の車道なのでゆっくりと下っているとなんとまたあのクロカン車がバックミラーに･･･これはもう･･････｡
今日の雪山登山は状況が悪いと判断し､完全に断念することを決定しました｡スーパー断腸の思いです！

ここで予め、笠山･堂平山地元の皆様に謝っておきます。ごめんなさい、これから述べることは失礼かもしれません､私の被害妄想と聞き流してください､おそらく被害妄想です･･･｡
もしかしたら地域によっては､大雪の直後は必要最小限の除雪しかできないため地域の円滑な生活を確保するため｢合法的な範囲で遊び目的の外者が入り込まないように尽力しているのかもしれません｣

ともあれ間違いなく､
この地域は大雪の直後は極度に便が悪くなることがあります。
この地域はけして雪国ではありません｡大雪直後の訪問は諦めて､3〜4日空けて訪問するのがお互いのためになると思われます､勉強になりました！