山行が出来ないとなると、
草鞋を編む作業も楽しくない。
ヤマレコの記録を読んで、
良からぬ事ばかり考えている。
一枚の写真に見惚れて、
乗換案内の始発指定で検索して、
夢見たり、諦めたり、忙しい。
生来の方向音痴、
分岐を見逃したり、突っ走ったり、
行き止まりにぶつかっては、お茶をする。
はっきり言って、戻り道を思い出そうとするわけで。。。。
あわよくば、近くの登山道に合流しようと無理算段。
何度、寛ぐ皆さんの足元から顔を覗かせた事か。。。。
「おやおや、何処からお出でなさった」
ここまで古風ではないが、表情は皆さん同じで、微苦笑。
摩耶山に登らず、シェール槍でお茶を濁したり、
六甲山に登らず、一軒茶屋で戻ってきたり、
荒地山の難儀岩や北の絶景岩など、
一年がかりで見つける始末。
素直に、山と渓谷社のお勧めコースを歩いて、
頂上で写真を撮ればいいのに、
一寸した矢印や、くっきりとした踏み跡が、私を誘う。
突出した岩場や、滝口、お茶する場所に辿り着いたら、幸せ!
私にとってのピークは、
山の頂きではなく、至福に浸る瞬間なのだろう。
であるならば、私も、立派なピークハンターの仲間入り?!
蛇足でしょうが、
六甲・西山谷の草鞋や金剛山・モミジ谷のヤカンなどは、
今一番制覇したい探し物である。
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