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1.朝食付きのホテル(三ツ星)Zermatt シングルルーム
スイスですから、こちらの想定外のことなどはまず起こりません。駅から近く、中心地にあり、山から帰った後の街歩きにはとても便利なホテルでした。夕食がないのですからレストランが近いことはとてもありがたい。また、隣に大きなスーパーがあったので、そこで食料を買うこともできました。スイスではパックに入った出来合いのパスタなども売っていますから、それを夕食に当てることも可能です。スイスは外食が高くつくので、そういう利用法もあります。シングルルームはあまり多くはないので、すぐに予約が取れなくなります。また二人部屋よりは優遇されていないので、良い景色を臨めることは少ないかもしれません。
2.アパートメント Chamonix 3人使用可
フランスですが、非常に実践的なオーナーで、メールの返信がすぐに戻ってくるのでやりやすかったです。ですが、アパートメントはヨーロッパでのアパート生活の経験がないとチト厳しい面があるかなと思いました。
マンションのように玄関扉の鍵を開けて入っても、フランスはすぐに照明がつかなかったりとか、アパートの鍵が穴に入れにくい場合があったり(ちょっとしたコツが必要だったり)することもあります。
ごみ捨ても、アパートによって分別して置いておけば、あとから掃除のときに片づけてくれるところもあるし(掃除費用は別途請求されている)、分別して指定のごみ置き場においておくように指示される場合もあります。
ただし費用はかなり節約できます。このアパートは3人まで泊まれますし、なにしろキッチンがあるのでかなり節約できますし、しばらくホテル暮らしが続いた後ならなおのこと自分の味付けの料理は気持ちがリラックスできます。
自分の失敗談も書いておきます。ここは広場に面しているのですが、そこにほぼ同じような棟がいくつもあり、それぞれ名前がついていて、そこに戻るのですが、オーナーから説明を聞いてすぐに外出して戻ってみると、どこの棟かわからなくなりました。住所はわかりますが、それはRue(Street、通り)の名前でどこも一緒です。いつものくせで(山でも)かならず通過地点の写真を撮っておくので、それを確認しながら何とか戻れましたが、携帯にオーナーの電話番号を記入しておかなかったのと、海外でWIFIから離れるとネットが見られなくなるのも不安の一つでした。オーナーはアパートから離れたところに住んでいるため、すぐに何かを聞くことはできません。そういう意味で、やはりホテルはかなり安心だと思いました。
3.朝食と夕食つきホテル Courmayeur(ダブルforSingleUse)、Cogne(ツイン for Single Use)、Breuil-Cervinia(シングル)
ハーフボードは食事が美味しければ、最高の宿泊場所です。日本のホテルは数日でメニューがもとに戻ったりもしますが、イタリアでは週単位で滞在する人が多く、日替わりで、その土地の名物料理が楽しめます。ビールもワインも水代金と同じくらいですから、これを利用しない手はないくらいです。
今回、クールマイヨールは昔からイタリアらしい量が豊富で味もしっかりした食事。チェルヴィーニャは洗練された美味で心遣いの行き届いたイタリア料理。コーニュは女主人が腕をふるう家庭料理といったところでしょうか。
特に、これら3つの宿は規模の違いは多少あるものの、家族経営のホテルなので温かな家庭的な感じが一人旅にはとても良かったです。NHKの連続ドラマ「ちゅらさん」のエリーが住んでいたアパートみたいな雰囲気がちょっぴりあるところもありました。もっと洗練されていましたが、いろいろな会話ができるのがとても楽しかったです。
4.ドミトリー(YH)
10年ほど前に、GrindelwaldのYHの個室(二人部屋)に娘と一緒に泊まったことがあります。朝夕の食事付きで結構美味しくGrindelwaldとしてはかなり節約になったことと、少し坂道を登っていったところにあるので、緑が多くて周辺の雰囲気が良かったのを覚えています(アイガーは臨めませんでしたが)。また山登りに来ている日本人が仲間で山の話をしていたのが印象に残っています(そのころは登山に興味はありませんでしたが)。
食堂で一緒になった一人旅の日本人女性に相部屋を見せてもらいましたが、2段ベッドのひとつが自分のスペースでザックに大きな南京錠をつけているのが印象的でした。
5.ドミトリー(巡礼宿)
スペイン巡礼の時の、ピレネー山中の宿が、おそらく山小屋に似ているのではないだろうかと想像しています。山の中なので、もちろん食事つき(買い出しには行けません)。ダイニングルーム以外は相部屋(8人くらいか?)で男女混合(到着順にベッドが割り当てられるので男女分けてはいられないのでしょう)。小屋の中では登山靴は履いてはいけない。巡礼路なので、目的地はひとつですが、それぞれ、来た道は別(自宅からという人も結構いました)、パリからとか、ドイツからとか。スペイン巡礼路だけで800kmあるのに、すでに同じだけ歩いているんですか!?!という感じです。
ツール・ド・モンブランの山小屋もそんな感じじゃないかな〜?「どこの道が難しかった」とか、「どこでこういう事故があった」とか、要するに、情報交換の場でした。いつか、アルプスの山小屋(Refugio)の報告ができると良いのですが。
6.B&B ダブル for Single Use
今回の山旅の後に、少しイタリアの平地を旅行しました。そのときのB&Bです。ひとつは宿の施設自体(でも清潔な宿です)はあまりよくなかったのですが、立地は最高でした。もうひとつは立派な家の中の一部屋(B&Bですから当たり前)といった感じ。どちらも鍵の受け渡しに苦労しました。これは別記する予定です。
写真左 シャモニーのアパートのキッチン
写真中央 クールマイヨールのホテルの夕食(量が多い)
写真右 チェルヴィーニャのホテルのジビエ料理
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