写真編集ーLightRoomとPhotomatix

登山の醍醐味のひとつは何かと聞かれたら、雄大な景色を写真に納めること、と答えるだろう。

普段はほとんど写真を撮ることに興味がなかったのだが、登山やダイビングなど都会生活とは違う非日常的な景色を目にすると、できるだけいい写真を撮りたいという思いが強くなり、気がつけばデジタル一眼をもって登山するようになっていた。

とはいえ、モスクワで生活するようになり、登山する機会がなくなってしまった。なので、去年までの登山の写真を見ては、次はどこにいこうかなぁと妄想する日々。写真みるだけだとつまらないので、今週末はRAW現像やHDR編集などの研究をしてみた。実は最近、フルサイズカメラが欲しいなぁという物欲がでてきて、いろいろ調査中のため、その思いをなだめる意味合いもある。（苦笑）

添付した写真は、１枚目がPhotomatixというHDR写真合成をするツールで絵画風に仕上げてみたもの。２枚目はLightRoomでRaw現像し、色合いの調整やシャープネスなどの調整をしたもの。３枚目がカメラ任せのJPEGファイル。

アンダー気味の写真を、記憶に残っているその日のイメージをたよりにRaw現像してみた。ここにアップした写真はかなり縮小されているので違いが分からないが、色合いだけでなくシャープネスもかなり違う。そしてHDR合成では、Raw現像した写真からさらに露出を変えて書き出した２枚の写真を追加して（本来はブラケット撮影した写真３枚を使うんでしょうが）、３枚を合成したものを絵画風のプリセットで保存してみた。

無料版なのでPhotomatixのWatermarkが入っているが、なかなかいい雰囲気に仕上がったように思う。これならばライセンス買ってもいいかな（たしか8500円）。これをみると、Raw現像した写真ももっと明るく仕上げてもいい気がする。青空は出ていたものの、あんまり明るいイメージではなかったので、明るさは抑えめにしたんだけど…　オリジナルの暗さに引っ張られてるかな。

撮影後のワークフローが大事になんて、写真の本には書いてあるけど、その通りだなと思う。せめて気に入った写真の何枚かはちゃんとRaw現像しなければ。そして、ときどきブラケット撮影してHDR合成などで楽しんでみよう。モスクワの様子も写真に撮ればいろいろ楽しいかもしれない。

追記: HDR画像をWatermarkなしに変更。(Photomatix気に入ったのと、割引クーポン見つけたので、ライセンス買ってしまいました。http://www.hdr-image.net/photomatix/ )