「あれ?最初の1足はいつ買ったんだっけ」と首をかしげるくらいに
トレッキングシューズに足を入れることがなくなっている。
池袋にあるちょっとライトな感覚のショップへ
閉店間際に飛び込んで買ったコロンビアの安い靴だ。
そのシャスタラビスタオムニの茶色とオレンジ色の組合せは
「ちょっと山でも歩いてみようか」という
僕の軽い気持ちを引き立ててくれるものだった。
初めての山歩きは、奥武蔵だった。
西武池袋線の吾野駅を昼前に降り、高山不動と関八州見晴台まで行き
その後また吾野駅まで戻るだけのルートだ。
ともかくも20Lほどのザックと買ったばかりの靴はあった。
でも自分にはどんな装備が必要なのか、どのくらいの速度で歩けるかも判らないまま
ただそこまで歩いてみることだけしか考えていなかった。
そして、その時の山歩きについてはとくに書くべきことはなかった。
いまこうして思い起こせることは2つ。
1つは、往路では駅配布のマップの通りに歩いていたのだけど
見晴台からの復路では「なんとなく選んだ道」を歩き出したために
大きく回り道をすることになったこと。
もう1つは、買ったばかりの靴の右のベロ、その折り込まれる部分が
ピンポイントで足の甲に当るのでとても痛かったこと。
しばらくして僕はまた1足の靴を買った。
今度の靴は普段履きをメインに考えていたので
それをネットで見つけた時、懐かしさに後押しされて注文したのが
昔流行ったタイプの復刻版、ハイテックのシエラライトMだった。
その軽くて柔らかい靴を履いて歩いたのはやはり奥武蔵だった。
ルートは西吾野駅から子の権現に向い、吾野駅まで戻る道。
靴底がブロックパターンではあるけれど、ベタッとして平らなその感じは
登り下りのある不整地にはやや不安な感じもあった。
それでものんびり気分良く歩くにはその軽さが助けになった。
この時の山歩きは、僕にも少しばかり余裕があったので、山行日記としてアップした。
でも、そのハイテックも普段使いが多くなり、つま先の皮の部分と
アッパーのナイロン地の境目に裂け目が出来てしまった。
2013年1月19日、僕は再び池袋のショップの閉店間際に飛び込み
また別のハイキングシューズを買った。
3足目となる靴には、グランドキングのGK71を選んだ。
ほぼ普段着の組合せで近郊の低い山を歩く僕には
こんなスタイルの靴がなんとなく合っているように思えた。
ローカットで煤けたような緑(メーカー表記はカーキ)の起毛革で作られ
貼り替え可能なビブラムソールのこの靴の出番はまだ未定だ。
準備は少しずつ整えているが、のんびりと気分良く山を歩くには
今の僕の状況ではまだまだ無理なのだ。
いつかきっと、またどこかへ。
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