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これを使い続けてきましたが、GW以降、常時気温が20度を超えてくると、いくら山の中でも登山中は暑苦しくなりますから、ローカットのものも用意しておきたいと思って、2つ目のものを購入しておきました。こちらはASOLOと言うイタリアのメーカーのものですが、バックスキンのような素材とゴアテックスを部分的に用いたもので、底はしっかりしたブロックですが、中敷の下のクッションはないようで、普通のスニーカーのように厚味のない作りです。
元々自分の足は身長(178cm)の割りにサイズが小さ目で、普段履いている靴は大体25.5cmで、ものによっては最初は少し窮屈でも、馴染むと丁度良くなる感じですから、25.7cm程度なのかも知れません。しかし、26cmですとかなりつま先に余裕ができて靴擦れの元になります。ただ、登山時には中厚手以上の靴下を履くことが多くなるので、この場合普段使っている靴下で履いて丁度良い25.5cmでは窮屈になるかと思い、26cmのトレッキングシューズにしておきましたが、これは正解でした。
それでも、複数回登山に使うと、やはり靴が馴染んで微妙にゆるくなってきているのは間違いなく、コロンビアのシューズを履いて4回目の登山で右かかとが靴の中で動いて軽い靴擦れになり、靴擦れ防止のクッションをシューズのかかと部分に貼り付けておきました。以降、全く問題は起きていませんが、やはり登りでは足首まであるタイプは足が暑く感じられますね。これですと気温が高くなってからどうかと思ってASOLOのものを入手した次第です。
実際にASOLOを履いてみると、同じ26cmでも幅がコロンビアのものよりわずかに狭い感じでした。これは自分の足の形に合っていて、横にずれることはまずない感じでピッタリしていました。上下もちょっと狭い感じで、やはりイタリア人の体形を元に作られたのでしょうから、さすがに日本人にはジャストフィットしないのも仕方ないところですが、当然靴紐で普通に調整できる範疇です。
撥水性はそれなりで、蒸れ防止にバックスキンに小さな穴が複数開けられているために、そこから水が入り込みやすいのは仕方ないです。とは言え、もちろん内側にも生地があって、そこで簡易防水になっていますから、そう簡単に濡れることはないでしょう。
歩いてみた感じはクッション性がほとんどないせいで、足裏に踏み込んだ時の衝撃が直接掛かるようで、ともすると足首やひざ関節が疲れてしまうかも知れませんが、反面かなり軽いので、その点では足に掛かる負担は軽減されるでしょうね。ちなみに、コロンビアの方は550g×2で、ASOLOは345g×2ですから、結構違いはあります。
問題は足首まであるタイプは足首を固めることで、下り坂で足が靴の中で前に出ようとするところを押さえるので、つま先が靴の前部に当たることはほとんどないのに対し、ローカットはしっかり靴紐を下の方でも締め込んでおかないと、靴の中で足が前に出て当たり、爪の下に内出血する可能性があります。
また、これからの季節、東丹沢ではヒルがたくさん出てきますから、スパッツを付けてもローカットですと簡単に隙間から入り込むでしょうから、その点も気になりますね。
何はともあれ、異なるタイプのシューズを用意して使い分けられるようにしておくのは悪いことではないですね。
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