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フジカAZ-1 フジノンZ 43-75mm F3.5-4.5
ミツマタを見に世附権現山からミツバ岳に行った時に見た変な格好の木。
口を開けたようなコブの上に3本の枝が生えていて、「お前までミツマタかい」と笑ってしまいました。
フジカAZ-1は70年代後半に始まったコンパクト一眼の流れを受けて、富士が77年に送り出した若者向けTTL-AE機です。高級機のSR-901の絞り優先式AE機構を受け継ぎ、ペンタックスMEのようにほぼAE専用にスペックダウンしています。
ただし、シャッタースピードは1/1000、1/250、1/60とBだけですが、少しだけ選択できるようになっています。それと当時「TEM」と呼ばれて推奨されたTTL・EE・Motor Driveをこのカメラも実践していて、フジカでは最初のオートワインダー装着可能なモデルになりました。マウントもM42ながら、ST-901からのAE化のために、独自の定点固定用のピンが設けられました。他社のM42マウントの開放測光機もこうしたピンで固定するものがありますが、それぞれ互換性はなく、例えばこのカメラにタクマーを使う場合、絞込み測光でのAEになります。
フジノンは写りがなかなかで、地味に評価が高く、結構コアなファンがいます。
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