色々アイテムを買ったのでご紹介を。
テントはプロモンテＶＬ2をずっと愛用してきたが、飽きてきた。違うテントを使ってみたい、という欲求が数年前からあった。しかし、多少の不満はあるが、困っているわけではない。同じような国産テントには興味ないので、買うなら外国のテントにするつもりであった。が、外国テントの自分的に最大の弱点は、『メッシュ』。寒がりなのか、テン泊時にメッシュのまま寝たことがない。だからメッシュオンリーはありえない。だけどそんなテントはないか、あっても重いので、買わずにいた。
そんな時、今年になって念願の長期縦走に出かけることになった。せっかく行くのだからおニューがほしくなってきた。改めて検討した結果、候補はヒルバーグソウロとニーモタニ２Ｐ。前者は設営が簡単なのが魅力だが、高いのと狭いのが難点。長方形ではなくスペースの想像ができない。田舎に住んでいるので展示物も見に行けない。後者は非常に売れており品切れ続出だそうだ。メッシュ部分が幾分狭いが、全面ノーメッシュにすることができるし、換気窓が大きいのが良い。品薄ではあるが手に入りそう。ふっとプリントも本体に接続できるようなのでぜひ使いたいが、フットプリントは全然手に入らないようだ。
色々考えた結果、使いなれたテントの方が安心、ということもあり、プロモンテで行くことにし、剥がれかけてきたシームテープにアイロンをかけるなど手入れをしておいた。
長期縦走にあたり、他にも色々購入することになり、主にアマゾンで手配していたのだが、ふとニーモタニのフットプリントを検索してみたら、２つ売りに出ているではないか。23：00頃ポチしてしまいました。ちなみに翌朝には売り切れでした。
前置きが長くなったがレビューを。プロモンテとの比較になります。
�ー�納
ニーモのほうが収納しやすい。袋がニーモのほうが大きくて入れやすいうえに、コンプレッションがついているので絞れば小さくなる。プロモンテもフライシート用の袋があって良いのだが、ある程度しっかりとたたまないと入らない。ニーモは適当に押し込んでも何とか入った。どうせならも袋がもうちょっと大きくても良かったのではにないか。
�∪澑弔里靴笋垢�
プロモンテの最大のストレスがこれ。スリーブ式なのだが、スリーブに押し込むのは慣れの問題で、むしろ反対側に回り込まなくてもよいので楽なのだが、立ち上げてポケットに入れるのが大変で、なかなか入らない。ポケット部分が破けて縫ったこともあるぐらい。これは何十泊しても一発で入れることができなかった。吊り下げ式はテントの周りを一周しなくてはいけないので面倒だが、立ち上げにくいことはあり得ないのでストレスの低減にはなる。
フライシートはプロモンテのほうが良い。バックルで接続するようになっており、パチンとはめるだけで簡単。ニーモはひっかけ式だが、外れないようにひっかけるのにコツがいり、何といっても部品が小さいので扱いにくい。もう少し慣れが必要だ。
�５鐔酸�
ニーモのほうが全室が広いが傾斜があり、やや圧迫感がある。プロモンテの三角形の出入り口よりも楕円形の出入り口のほうが広々。メッシュが下のほうだけなのが気になるポイントだが、寝転がっているので上は閉まっていても関係ないか。本体がめちゃくちゃ薄くて中から外が見えるぐらい。プロモンテは中から外は見えなかった。出入り口が左右どちらでもできる（全開にも当然できる）のは大きなポイント。国産は向かって右側しか開かないようだ。テント場の傾斜や展望、風向きに合わせて変更できるのは素晴らしい。
�ご控�
換気窓は断然ニーモのほうが広い。が、今回はガスってたので開かなかった。そしたら朝起きたらシュラフカバーが結構濡れてた。こんなことはプロモンテではなかったのでびっくりした。プロモンテは巾着式なので完全には閉まらないようにできている。ニーモはファスナー式で閉めっぱなしにしていたのでこれが原因だろうか。
�イ修梁�
プロモンテ２人用の弱点としてよく言われるのがフライシート短辺側にループがなく、ペグダウンできず、降雨時に本体に張り付いて浸水する、といった件である。が、長年使用してきた感想としては、短辺側をペグダウンする必要はない、ということ。というのは短辺側のフライシートが本体に張り付いて浸水したことがないから、である。むしろ長辺側のほうが風で押されて張り付き、ザックが濡れてしまったことがある。強風時に短辺側が押された経験があまりない。だからプロモンテでこのことを気にしている人、たぶん大丈夫ですよ。ニーモにはループがついているが、ガイラインは付属していない。つけたければ自分で買ってつけなさい、ということ。買ってつけました。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する