1月に登り初めした後、63歳の3月末で雇用契約が切れる某省庁のパート公募にハロワから応募し、幾つかの選考を経て2月末に何とか最長3年の雇用を得られることになり、ほっとしている今日この頃です。勿論この間、山に登っている余裕はありませんでした。これからやっと、山に登る精神状態になれそうです。
この国は60歳を超えると途端に就労条件が狭き門になるのに、巷では「60歳なんだから、もう働かなくていいんじゃないの。」などと訳の分からない声が多々聞こえてきます。年金もこの先減らされることが見え見えだし、年金への課税も酷いし、行く先不安しかありません。少なくとも70歳まではどうにか働き口を求めて四苦八苦するしかない、健康保険の資格も必要だし、貧乏人は働かないと生きていけないのが現実です。
俗に「汚れ仕事」と言われる警備員、マンション管理人、介護補助のバイトなら幾らでもありますが、それ以外はほとんどない!のがこの国の中高年雇用の現実です。これらの仕事を卑下するわけではありませんが、他の選択肢が余りにも少ないと個人的には思っています…。
そんななかでも、自分のできる範囲で極力費用を抑えながら山を楽しみたいと思っています。
先週末は越生梅林をゴールとするハイキングを友達としてきました。越生駅から大高取山を越えて自然休養村センターに降り、梅畑を愛でながら梅干しを仕入れて駅までのんびり歩きました。レコするほどではないけど、とても気持ちのいいものでした。
3年先にどんな状況に陥るかも分からないけど、生活状況に合わせて何らかの形で山に登る行為は続けていけたらと、切に願っている今日この頃です。
日本アルプス等への遠出の山行は困難になりますが、餓死することは無いだろうと思ってます。
コメントありがとうございます。
昨年10月の白馬岳遠征費用は1泊2日で3万5千円掛かりました。私にとって厳しい費用です。
終活なんて言葉もひたひたと近づく今日この頃、好きな山歩きをどう楽しんでいくかが大事です。お互い頑張りましょう。
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