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(*1)https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7889817.html
骨折した際、頭部に打撲があったため、CTを撮って貰い異常ないことを確認していたのですが、硬膜下血腫は頭部外傷から2〜3週間以上経て発症するそうで、このような経過を辿った次第。
私の場合、頭痛と軽微な歩行障害(ふらつき)でしたが、入院手続き中には意識がボーっとしてしまい、入院手続きの為に病院を訪れたことは覚えていましたが、気が付いた時は術後のベッドの上でした。執刀医によると血腫の量が200cc以上(普通120cc位で、この量は今までの経験では最高部類だとか)あり、もう少し遅かったら、後遺症が残ったかもしれません。
「地獄からの生還」には2つの意味があります。1つは、文字通り生き返ったという意味。もう一つは、地獄の苦しみから解放されたという意味です。
後者は、私が肋骨9本を折っていることに起因します。骨折の痛みのため、長い間動かずに寝ることができません(立っている方が楽)。寝返りして体を動かし痛みを散らしていました。が、術後目覚めたとき体がベッドに拘束されていて体を動かすことができず、痛みを耐えるしか有りませんでした。まさに拷問を受けている状態。我慢して1時間ぐらいたったかなと思って時計をみたら、5分しかたってなく、いつまで続くんだ〜と絶望、恥も外聞もなく連続してナースコール、そのうちに呼んでも来ない看護婦(きっとせん妄とみなされたのでしょう)を大声で呼び続け、その効果があってか、手が頭に届かなかった程度に拘束を緩めて貰い、10時間の苦悶の末にやっと解放された次第です。
拘束は、術後も暫く頭に開けた穴に差し込んだチューブ(ドレイン)で残存血種や空気を排出しており、意識がない患者が誤ってこれに触ることが無いようにするためだそうで、付き添った妻によると入院手続き中の説明があったとか、でも私はその時は意識朦朧としていて全く理解しておらず、地獄の苦しみに落ちた次第です。
と、まあ、このように振り返ることができたので、頭の働きは多分大丈夫みたいですのでご安心下さい。
無事生還、そして後遺症も無しとは、本当に良かったです
頭を強打した場合、小さな子供は最低でも24時間経過観察をした方がよいと聞きました
真逆、24時間どころか2~3週間後とは「忘れた頃にやってくる」の言葉通りです
しかも肋骨9本、想像を絶する痛みだと思います
私は1本でしたが、それでも痛くて寝られませんでした
健康を取り戻し、又山歩きを再開される日が来る事をお祈りしています
肋骨骨折は固定できないため、治りが遅く厄介ですね、この痛みは経験者でないと分からないかも。
ともあれ滑落と硬膜下血腫の2回で生かされたことに感謝し、山歩き復帰に向けて回復に努めるつもりです。それまでは皆様のレコを拝読しつつ、山行計画を作ることで、復帰への励みとしたいと思っています。
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