クサクサになったネオプレンソックスを何とか

沢山行に欠かせない道具の一つにネオプレンソックスがある。
昔はこの有り難さを知らずに普通のトレッキング用ソックスを履いていたものだけれど最初に使った時にもっと早くから使っていれば良かったと思った。何しろ暖かさが全然違うし、ショックの吸収にも優れている。
先割れの渓流足袋スタイルの沢靴を使うようになってからはやっぱり先割れの足袋スタイルのネオプレンソックスを使っている。どうやら6年位使っているようだ。たまに個別に洗濯してはいたもののベランダに干しておくと我が家の山の神から苦情がすぐに上がってくるのにどうしたら良いか悩んでいた。ベランダで異臭がすると言う。
さて、何か有効な策はないか？洗剤関係は色々と試してみたけれどどれも大差はなかったし。

そんな時、3月だっただろうかNHKで金曜日の夜放送されている「チコちゃんに叱られる」で「洗濯物の生乾きの臭いってなに？」と言うのがあってコレかも！と思った。
結果をまとめると洗濯物の生乾きの臭いの原因はモラクセラ菌の分泌物であり、60℃以上に加熱すると除去できるとことだった。

原因が同じであれば有効かもしれない。と言うことで熱湯に浸けてみた。ただ浸けておいても浮いてしまうので、檜岳で拾って来た檜の木っ端を重石にした。やかんの熱湯を2回かけて後は冷めるまで放っておき、表裏それぞれ干す。
そうしたら完全とまでは行かないけれど少なくとも半径1m以内でなければそれ程気にならないレベルに改善できた。
2回の沢山行の後にそれぞれこの熱湯処理をして、その後は洗濯機で洗っているだけだけれど大分マシになった。

コレは定期的に取り入れた方が良いかもしれない！と思った次第です。