山でいろいろなもの、装備をなくした。
帽子は出てきたが、20年以上愛用しているキャプテンスタッグのマグカップとスイスナイフが消えてしまった。どうも、山で相当疲れてしまい、家に帰ってゴミ袋に入れてしまったキャプテンスタッグとスイスナイフ、そのままゴミに出した、らしい(真相はいまだ不明、どの山でなくしたのかも不明)。山でなくしたのか、そのままゴミで出したのか、買えば済む話ではないか、そんな高いものではないし。そのとおりであります。
それでも山への愛は消えていないし、山の神様もまたわたしへの愛情を返してくれる。今日も図書館へ出掛けてみれば、先週貸し出されていた深田久弥の「日本百名山」がでんと本棚に並んでいたし、ディスカウントストアに出かければプラスティックのマグカップが、なんとたったの30円(ウサギサンマーク入り)で売られていた。
岩場を登りたいと言えば、姫神山以外にも岩場を登れる山がると教えてもらえ、ジャンダルムにあこがれていると言えば、秋田にジャンダルムと呼ばれている岩場があるそう。世の中システムが発達して悩むことは少なくなった。
しかし岩場のある山まではなんとか行けそうだが、秋田のジャンダルム、その岩場がある山の登山口まで行くすべを私は持っていない。そもそも、私の車は10年近く乗っていて秋田県を走ったことがない。道がよくわからないせいと、岩手県がやたらと広いせいと(なんと四国4県分もある)、長距離の運転が苦手なせいである。
土曜日、気分良くビールを飲んで「日本百名山」深田久弥著を読む。50年以上前に書かれた名著、まず自分の県の百名山を読み、穂高を読み、悲劇のあった御岳を読み、ビールの酔いが回って、感動は爆発しそう。穂高を枕にできれば、なみいる人々が枕にされている、そのまま昇天してもいい、酔うとは恐ろしいもの。とても去年から山を始めた未熟者が申しあげるセリフではございません。
そのままネットに迷い込み、「キャプテンスタッグ、ステンレス」とうちこんだら、お手頃で売られておりました。これも山の神様の愛情、と思い、ありがたく購入しました。今日も一日山に魅入られていたfaveでした。
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