思い起こすと人生で一番幸せだったのはいつかを思い起こすと、子供のころアップルパイと出会った日だった。
なぜか家に運ばれてきたアップルパイ、これは近所にできたおしゃれなパン屋が作ったものだった、一ピース180円、今もほぼ同じ値段で売られている。
「食べていい」と言われ口に運んだその瞬間、口の中ではじけた紅玉の甘い匂い、「ああ、幸せ」と思ったものだった。
その後、なぜかスィーツが運ばれることが続き、次は生シュークリームだった。これも子供だった私を夢中にさせた。生クリームはバタークリームとは違う。一気に口がこえた子供になった私、クリスマスケーキは生クリームがいいと口答えをした。
せっせと、家の手伝いをした私、その年のクリスマスは二段重ねの生クリームのクリスマスケーキだった。これも幸せを私に運んだ。
めったに甘い物なんか口にできなかった子供時代(駄菓子屋のお菓子は別)。たまにやってくる、甘いお菓子はいいことをすれば幸せは必ずやってくると家の仕事を手伝う原動力になった。
これが今も、わたしに自分が頑張った時は必ず、自分にご褒美を渡すという理由になっている。美味しいケーキ、美味しいプリン、美味しいアイスクリーム、これは人生の原動力だと思う。山から下りたときももちろん美味しいアイスクリームを探す。
写真は去年と違う花が咲いたクレマチス。あれ?違うなー、別の苗かなー?
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する