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しか―し、その前にやってくる重ーい日、３．１１である。
しかも雨で寒い。
あの日、feveは何をしていたかというと、パソコンの前で吉本を見て笑っていた。細かい仕事を午前にすませ、もう仕事はしないとパソコンの前に座っていた。
突然揺れる家、机の下に潜り込んだ。思い出したのは阪神淡路大震災の光景、築４０年を過ぎた我が家、持ちこたえるだろうか？不安の中で恐ろしい揺れに耐えた。
１０分ほど大揺れは続き、収まったのを見越してfeveは近所の電気屋に駆け込んだ。停電していたので電池を買ったのだ。そのまま車に駆け込んでその晩は車の中で過ごした。
家の中は本が散乱していた。家具は固定してあったので大丈夫、でも家自体がつぶれるかもしれないと思い、ダウンを着て車に逃げた。
なん度も揺れ返しが来て、ほとんど寝れなかった。緊張のあまりゲロゲロしてしまった。ひどく冷え込んでいた。雪もぱらついた。
車のテレビで沿岸が大変なことになっているのを見た。が、内陸のfaveにできることはなにもなかった。今でも沿岸部へは行けない。海がコワイのだ。
停電は一週間ほど続き、買い物も制限された。灯油も２リットルぐらいしか買えなかった。もっとも怪しかったのはガソリンで、ガソリンスタンドは一時間ぐらいならばないと買えない。しかも一人１０リットルと制限付き。
ガソリンメーター２ぐらいだったのでいざというときに備えて運転は控えた。ご飯が食べられず、おかゆを炊いて食した。
家は何とか立っていた。ほかの家も無事。あんなに揺れたのに不思議と倒れた家はなかった。
そんなこんなで試された1カ月、雪が解けて春になって桜が咲いたとき、ああ、こんなひどいことになっても桜は咲くんだと不思議だった。気温が上がってストーブを使う心配がなくなって始めてほっとした。
というシビアな経験をしたので今でも３．１１が来るとしんどい。２時４６分が来る前は息が止まりそうになる。
涙は枯れてしまってもう出ないと思っていたが、テレビで被災地の現状を再び見たとき、涙が久しぶりに出た。犬がやって来てなめてくれた。こういう時は猫よりは犬のほうがありがたい。
猫の名誉のために言っておくと猫は寝るときに役に立つ。ショーがないと言って一緒に寝てくれる。
と、今日一日しんどかった。肩に何かが降りたかのように重苦しかった。鳥頭は人生やってゆくとき重要な武器だと思っているが、3/11だけは忘れられない。あの揺れを忘れられない。車のテレビで見たまっ黒な津波の光景が忘れられない。
しんどい日なのだ＞３・１１。
と、feveの呪縛に、しんどい話に付き合ってくれてどーもありがとうございます。
写真は庭で咲いたフクジュソウとスノードロップ。それと左肩が痛くてランニングもできなかったため作っていたガミラス艦隊。クレマチスもバラも芽が動いている。あと一か月の我慢だー。山へ行きたーい。
どうもこんばんは。maspswです。
やはりあの震災を沿岸部でなくとも体験した人には、あの体験は生涯忘れられないものなのでしょうね。
正直、どんな言葉をかけても気休めにしかならないのではと思いますが、あの体験を忘れなくていいので、何とか乗り越えて前を向いて歩き続けて行ってほしいと思います。
あと、蛇足なのですが、私も今日は８年前以来憂鬱な日になってしまいました。実は私は3.11が誕生日なのですが、仮に人からお祝いされても、素直に喜べない日になってしまいました。この複雑な心境はおそらくこれからもずっと続くのではないかと思っています。でも、震災の被害にあわれた方の心労に比べればなんてことはないですよね。なので前向きに生きたいと思います。
こんにちは。maspswさん。こちらもお花が咲き始めました。いい季節なんですが、３．１１がしんどいです。お誕生日おめでとうございます
feveさん、お返事ありがとうございます。
よくよく考えたら励まそうと思ってコメントしたのにこちらが励まされてしまいました。弱い男でスミマセン。どうもありがとうございます。来年の3.11は良い日にしたいです。
こんばんは！
ｱﾚには随分と人生を狂わせられました…でも狂わなきゃ山登りしなかったと思います…
ではでは。
こんにちは。stroheimさん。そうなんですよ。何かしなきゃと思うようになり、ランニングやら山登りやらしんどいことを始めるようになりました。今年もそろそろそのシーズンです。
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