|
ただのハサミではない。
ピンキングばさみといって、布をギザギザに切ってくれる。布を普通のハサミで切ると、使っているうちにけば立ってきたり、ほつれたりする。そういうことをなくすように、切った部分にはロックミシンをかけたり、ジグザグミシンをかけたりする。
しかーしfeveにはミシンがない。いや、持っていた>ミシン。
中学生になって家庭科でミシンを習う、ほかの子はできるのに、feveはできなかった。ほかの子たちは家にミシンがあったから、ボビンを使い慣れている。ボビンという糸巻きに糸を回転させてまいてゆく作業がどうしてもできなかった。
こういう時「買ってくれミシン」と親に泣きつくが、買ってはもらえない。
「授業についてゆけないかも」feveはアセッタ。そして、じいちゃんに相談したら、ある日、突然、家にミシンが届いていたのである。
それも最新型(!)の電動ミシン、白いケースに入っている。足でスイッチを踏むとカタカタと動く。そしていろんなスイッチがあって、縫い方もたくさん、刺しゅう迄できる。アルファベットでイニシャルをハンカチに刺しゅうできるのである。ボビンも、ビューっと、自動で巻いてくれる。なんとクールなメカだろう?!
feveは誕生日にニンテンドーを買ってもらったアメリカ人の子供みたいになってしまい、「わーっつ、すごーいものがうちにあるるるる」と泣きそうになった。
当時の値段で10万円以上しただろう。じいちゃんは魔法を使うのである。
中学生に本物を与えてしまうこの技量、feveは感動してしまい、これからは何があってもじいちゃんの味方になろうと決意した。
feveがハ〇ジと陰で呼ばれるゆえんである。
そのミシンも年月が経ち、動かなくなってしまい、引っ越しの際に・・・。
で、ジグザグミシンをかけれない。ここで、ピンキングばさみの登場である。ギザギザに切ってくれるので布がほつれにくいのである。これで布を切って、ほつれを防ぐ。そう、登山の時の着替えを入れる、カップを入れる、スタッフバッグをさらに作ろうというコンタンである。
お盆で買ったお団子が美味しい。
庭仕事でバラをいじったら、とげが当たってしまい、薄着の夏場、体のあちこちに擦り傷を作ってしまい、(>_<)。
写真は今日の庭仕事で間違って切ってしまったクレマチス。部屋に飾っている。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する