クィーンズお風呂。

ブリ〇ィッシュヒルズの高級部屋に泊まったのには訳がある。
アフタヌーンティとイングリッシュブレックファースト、そしてお部屋にある猫足クィーンズお風呂に入りたかったのである。

ぢつは、若かりし頃、そう、円もそんなに安くなくOLが気軽に海外に行けた平和だったころ、戦争もそんなに身近じゃなかった平和だったころがあった。

冷戦が終了し、悪く言われていた国とも話ができるようになり、バブルは終わりそうだったけど、ボーナスを投げ出せば、OLでもなんとか海外へ行けたそんな時代、feveは夏休みを９月に取った。

８月のお盆ころ、誰も会社に来たがらない。そんな時期に出社し、誰もいないんだけれど電話番をし、書類をさばき、いろいろと細かい仕事をして、ツアーが安くなる９月に海外へ行った。

そのホテルの部屋にに猫足お風呂が置いてあった。

ボーナスはすでに投げ出してあったのでお金はそんなにない。ホテルの外の出店で果物とワインとハムを挟んだサンドウィッチとぱさぱさのピザを買い込み、feveはひととおり街を見て歩いた後、ホテルにしけこみ、夕食をとり、そのお風呂に入って、日ごろの疲れを抜いた。

「あ”〜きてよかった〜」とつぶやきながら、お風呂で一息をついた過去を忘れられなかったのである。

今年の後半、feveはいろいろと細かい難局に襲われ、疲れ切っていた。で、ブリティッシュヒ〇ズのHPに猫足お風呂を見つけ、入ってこようと決意したのであった。

なんだかいろいろとイベントがあったため、夕食を食べた後かなりよっぱになってしまい、feveはアルコールに弱い、飲んだのは半分のシャンディとコップ一杯のワインだけ、肝心の猫足お風呂に浸かったのは１０分ぐらいだったんだけれど、何とか幸せを感じ、そのまま寝てしまい、朝は早朝からあちこちをうろうろしたのであった。

難局まだ終わってません。今月後半もたぶんいろいろと起きることでしょう。でも猫足お風呂に入ったので頑張れると思います。