恐るべしっ！「高尾山」外来植物

前回の日記の続きで、高尾山で見た植物の名前の正解を発表します【写真・左と中】。正解は…

なんと！「キウイフルーツ(シナサルナシ)」でした 。

「マタタビの花に似てる」と思った方は達人です 。キウイフルーツはマタタビ科なのです。

この「キウイフルーツ(シナサルナシ)」は日本では一部帰化していて、環境省の「生態系被害防止外来種リスト」には"適切な管理が必要な産業上重要な外来種（産業管理外来種）"に分類されています。八王子市内では雑木林で、また陸の孤島「明治神宮の森」でも見られたという調査結果もあるようです。

ちなみに「キウイフルーツ(シナサルナシ)」は雌雄異株ですが、この写真は雄株です。実はならないのでキウイ狩りはできません 。

さて、外来種や帰化植物は一般的な図鑑には載っていないことも結構あります。例えば、9月に湿ったところで見られる「シュウカイドウ」【写真・右】。高尾山では沢沿いや小仏峠などに群落を作っていますが、これも江戸時代に中国から渡来した帰化植物です。

高尾山。四季を通じて山行記録もまさに「花盛り」！。花好き、植物好きな方が通われるのもよくわかります。

「高尾山」そして「キウイフルーツ」も 恐るべしっ！

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※「シナサルナシ(別名 オニマタタビ)」は中国原産の栽培植物で、これをニュージーランドで品種改良したものが「キウイフルーツ」だそうです。

コメント

茂は揚げ物

鳥が運んであちこちの山で繁殖していますね

山ボーイ

茂は揚げ物さん、コメントありがとうございます！

そのようですね。日本の気候や土壌にも合うんでしょうね。
何しろ、日本のキウイ栽培はミカンなどからの転作作物として始まったくらいですから…。