大津市上田桐生町/大戸川
落差3mほどの小ぶりな滝ですが、本流滝で水量が多く、手前の岩の上から見ると足下の深い淵や周囲の荒々しい岩の風景に圧倒されます。ただ、信楽等上流には多くの人が生活しているため水質はよくありませんし、滝上にある大きな砂防ダム(桐生辻2号堰堤)も目障りです。
この滝のすぐ上に大戸川ダムを造るという計画が進行しています。この計画は中止に傾いたり推進だと言ったり二転三転していますが、もしダムができる事になると景観もずいぶんと変わるでしょうし、この滝自体がどうなるかもわかりません。
県道16号線大津信楽線沿い。川と反対側に大木と不動尊の祠がある場所が目安。ロープを伝って下りるとすぐに滝です。なお下流500mほどのところに八大龍王の鳥居があり、そこから川に下りると、そこにも小落差の滝があります。この滝壺=淵を「駒ヶ淵」と言います。
3枚目はこの滝の下流右岸支流、前回紹介の「斧研の滝」近くの赤滝ヶ谷にかかる滝です。この滝はおそらく「メクサの滝」と言うのだと思います(確証はありません)が、赤滝ヶ谷にあるので「赤滝」というのではないかとの意見もあるようです。この谷は滝の上の等高線がかなり密になっているので、さらに上流に滝があるのではないかと思いますが、まだ訪れたことはありません。
※不動滝と言う名の滝は数多く存在しており、滋賀県内にも複数あるため、タイトル部分では大戸川不動滝と表記しています。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する