二の滝前で右岸に渡り、岩を登り滝頭に出ると小滝が2つほど続き、左岸側の岩がオーバーハングになった「三の滝」(写真左)が現れる。小さな滝ではあるが岩の間から勢いよく吹き出し、深い滝壺に吸い込まれるように落下していて迫力がある。
左から巻くと少し平流。大きな白い岩が川の中央にある箇所からは左岸の斜面を林道に向かって登るエスケープの固定ロープがある。
川を遡り再び両岸に岩壁が発達してくると、三の滝と同規模の小滝「四の滝」(写真中央)で、落差からは想像できないほど深く黒く渦巻いた滝壺を伴っている。
四の滝左の岩をよじ登るとそこは広い岩棚で絶景ポイントとなっている。まず目に飛び込むのは対岸の高さが20m以上あろうかと思われる岩壁で、その横に落ちる「六の滝」に覆い被さるように聳えている。六の滝の滝壺は広く満々と水をたたえ、その滝壺には左支流から落差20mを超える「堀越の滝(五の滝)」(写真右)も落ちてきている。
ここはまさに滝を見るための特等席。岩に囲まれているが見渡しよく閉塞感はない。
なおこの堀越の滝は林道からも見える。
「二の滝」より絶景ポイントの岩棚まで川を遡行して20分ほど。
次回は「六の滝」「七の滝」を紹介します。
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