「ニッカボッカ」ごぞんじでしょうか?
昔から登山をしている大先輩だと当然持っているものですが、若い人だと「なにそれ?鳶の人がはいてるやつ?」なんて答えが返ってきそうですが。
60代の大先輩が若かりしころには登山といえば「ニッカボッカ」をはくのが当然の定番の服装でした。
今回は、登山の伝統服ニッカボッカについてです
まずどんな物かというと、
山男ならニッカーボッカー!
http://matome.naver.jp/odai/2133523907119180601
こちらのまとめから見てもらえると良いですね
今風にいうと6分パンツにロングソックスというスタイルになりますが
最近では山で見かけることも少なくなり、時代遅れの古いスタイルという認識になっています。
しかし!私の考えではこれは、クラシックスタイルではないのか?
俺が登山を始めたころは重登山靴にニッカパンツとニッカホースが先輩の普通のスタイルで、それを着こなすのがある意味憧れで、俺も年をとったらあんな風になりたいもんだと思ってました。若輩者の俺には大人のファッション的に捕らえていましたね。
今でもやはり大先輩でニッカスタイルで登山をする先輩がいまして、凛とした着こなしでかっこいい!
最近の短パンとレギンスというスタイルもニッカスタイルの現代板と言える訳ですし、女性向けには細々と作られていたんです。
もともとはヨーロッパの民族服で戦前では貴族の野外活動服として使用された経緯もあり、登山の古い写真を見るとニッカスタイルで登られた伝統ある登山スタイルですので、これは流行というようなファッション要素ではなく、
登山の伝統的なスタイルとして考える必要があると思います
それゆえに、「クラシックスタイル」として認識すべきでしょう。
山高帽
フィルソンのシャツ
ニッカパンツ
ニッカホース
重登山靴
これを正統派の登山スタイルとして、再考しても良いのではないでしょうか。
で、探してみると細々と生産されているんですね。
ウッディーテールMen'sニッカーボッカー
ウールヘリンボン
http://item.rakuten.co.jp/sakaiya/10032318/
とか、あります
先日、東京駅大丸のICI石井スポーツにいったらニッカスタイルが店頭にデスプレイされていまして、店員に聞いてみると「最近売れてきてるんですよ。ブームが来ているかも・・・」とのことでした。
店頭ではナイロン製のフェニックスの物がデスプレイされていましたが、もちろんウールの伝統のニッカも扱っていました。。
ちなみに俺も、そろそろニッカスタイルをしても恥ずかしくない年かなと思い買ってしまい今年はニッカスタイルで登ってみました。
今風に着こなすなら、
茶色のニッカにニッカホース
T−シャツの上に長袖シャツをボタンをはずしてジャケット風にはおり
靴はもちろん皮の登山靴ですね
白いT−シャツに黒ベスト
ニッカにニッカホース
皮の登山靴
これなんかもおしゃれな感じです。
レインウエアとの相性もあるのでなんともですが、
茶色のゴアマウンテンパーカなんかは相性がいいですね。
赤灰ツートンのレインウェア上着も相性よいです。
ちなみに登山的にいうと
足さばきは良くなりますが、靴に土や枯葉が入りやすくなるのでそこが難点です。スパッツはスタイル的に取り入れずらいですかね。
はじめまして。ニッカ愛用者です(*^^*)。革靴も愛用してます!
クラシカルにチェックのシャツでもいいですし、今風のシャツもマッチします。山で大先輩のお兄さま&お姉さまに、声をかけて頂く事もしばしば。ニッカで話が盛り上がり、酒をおごってもらったこともあります
tenjiroさん、はじめまして。
ニッカー懐かしいですね。
昔、先輩で履いてる人、かなり居ましたわ。
でも、私が山を始めた頃は少なくなりつつでした。
主流は1970年代まで、80年頃からは既に少数派でしょうか。
自分は似合わないと思ったので一度も履きませんでしたが、
男性より女性の方が圧倒的に似合っていると思いました。
特に短大のワンゲルなんて最高に決まっていると感じましたよ。
ちなみに、雪山用はいまだに昔の重厚な革登山靴を私は使っています。
はじめまして!わたしもニッカ愛用者です。
夏場は汗がスゴくて、トレッキングパンツですが…。そろそろニッカで山にと考えています
まず足さばきがとっても良い事と、冬場は腰回りが冷えないのでトイレの回数が、グッと減りました。手放せないですね、ニッカお気に入りのニッカホーズとのコーディネートも楽しみの1つです。
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