この映画を観て、ビックリしました。
アメリカでこういう映画が作れるんだ!
アメリカにこういう生活があるんだ!
パターソンという町のバス運転手をしているパターソン。
何時も詩作のノートを持ち、生活の中で詩を作り、そのノートに記録している。
画面にその詩が文字として映し出される。
出演は、パターソンと彼の奥さん、同居のブルドッグ。
行きつけの薄暗いバーのマスター、分かれそうなカップル、バス営業所の愚痴ばかりの管理者、母を待つ詩の好きな可愛い少女。
久し振りに奥さんと出掛けた夜、ブルドックが、大切に書き集めたノートをグチャグチャに咬みちぎってしまう。
失意のパターソン、公園の滝を見ながらボンヤリしていると、そこに一人の日本人。
「詩を翻訳するのは、レインコートを着てシャワーを浴びる様なもの。」
一冊の白紙のノートをパターソンに贈って静かに立ち去る。
銃の撃ち合いもない、殴り合いもない、カーチェイスもない、派手なベッドシーンもない、金持ちも弁護士も出てこない、、、これはアメリカ映画じゃ無い!
知っている俳優は、永瀬正敏、だけ(^○^)
けれども、何時迄も残る映画でした。
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