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��伊豆ヶ岳（851m）
この山のハイライトは、何と言っても山頂直下の男坂の鎖場でしょうね。危険箇所ではありますが、スリルを求めてか、ほとんどの登山者がここを登っています。
私はいつも鎖を利用せず、左端の土の部分を木や草をつかみながら這い上がっています。鎖をつかんで登るより、ずっと易しいと思います。
ここは、落石事故が多発しているところなので、十分な注意が必要です。落石を起こしたら、必ず「ラク！」の声をかけましょう。
山頂は少し狭い感じですが、眺望はとても良く、多くの登山者が思い思いの場所で休憩しています。
下山ですが、子ノ権現に向かうのが一般的でしょうか。私のオススメは、山頂から山伏峠に下りて、武川岳に登り返し、妻坂峠から名郷バス停に向かうルートです。健脚の方なら、武川岳〜横瀬二子山〜芦ヶ久保駅と歩くのも可能でしょう。
��棒ノ嶺（969m）
奥多摩側から登る方法もありますが、私は、名栗湖からの白谷沢ルートを登るのが好きです。白谷沢は、本格的な沢登りができそうな急峻な地形ですが、うまく登山道がつけられているので、さほど苦労せずに登っていけます。
権次入峠からの最後の登りを頑張れば、棒ノ嶺の山頂に到着します。山頂はとても広く、素晴らしい眺望が得られます。
下山には、滝ノ平尾根を辿って、さわらびの湯に下ると、温泉に入ることができます。山登り後の温泉を楽しみにしている方は多いのではないでしょうか。
棒ノ嶺は、登り方と下り方がたくさんある山なので、いろいろな組み合わせで山歩きを楽しむことができると思います。
��シダンゴ山（758m）
小田急線の新松田駅からバスで終点の寄まで行きます。始めの農道歩きはかなりの急登ですが、登山道に入ると傾斜が緩み、のんびりとした山歩きを楽しむことができます。
山頂からは、檜洞丸や蛭ヶ岳など丹沢の山々がとても良く見えます。積雪期に行くと、素晴らしい眺めを楽しむことができます。もちろん、富士山の眺めもたいへん良いです。
下山は、周回コースを歩いて寄バス停に戻っても良いですが、それでは物足りない方は、山頂〜ダルマ沢ノ頭〜西ケ尾〜高松山〜ビリ堂〜山北駅と歩くと良いと思います。登山道は少し厳しくなりますが、低山歩きを十分に楽しむことができるでしょう。
�粟呼�山（990m）
この山の登り方・下り方はたくさんあり、どのルートを歩くか本当に迷ってしまいます。
例えば、次のように歩くのはいかがでしょうか。上野原駅ー井戸バス停〜軍刀利神社〜三国山〜生藤山〜茅丸〜連行峰〜万六ノ頭〜柏木野バス停ー武蔵五日市駅。
このルートは、アップダウンがけっこうあって、とても楽しい山歩きができます。連行峰からは、長い万六尾根を辿って柏木野バス停に向かいます。
途中、登山道は万六ノ頭を巻いていますが、ぜひ尾根通しに進んで、ピークを踏んでもらいたいと思います。山頂から先は踏み跡が薄いので、もとの登山道に戻った方が無難かもしれません。
この辺りは、ルートを外れて支尾根に迷い込むと、かなりやっかいなことになります。慎重には慎重を期して歩いて下さい。
�厩�沢山（848m）
私はこの山を、登山家石原裕一郎さんの著書『親しみの登山』で知りました。
青梅線古里駅から歩き始めます。寸庭橋を渡って、多摩川沿いを歩くと、寸庭集落に着きます。大塚山への道標を見て進むと、「鉄五郎新道」と呼ばれる作業道のような水平道が現れます。この道を金比羅神社のあるところまで歩きます。
金比羅神社から始まるヤセ尾根を辿って、広沢山を目指します。途中にかなりの危険箇所がありますが、慎重に進めば大丈夫です。
この尾根には、イワウチワの群生地があります。花期は４月の上旬とのことです。
広沢山への登りは相当きつく、けっこう長いです。ゆっくりゆっくり登りましょう。山頂は樹林帯で、眺望はありません。ここからは傾斜は緩み、登山道は大塚山〜御岳山へと続きます。
鉄五郎新道を歩いて、ヤセ尾根に取り付き、長い急登を広沢山へ・・・私はこのルートが大好きです。
以上、私の好きな低山（４）でした。次回は、いよいよ最終回となります。高水三山、陣馬山、高尾山の予定です。それではまた。
初コメになります。
ワタクシも低山ハイクが好きです。自宅からのアプローチが簡単で気軽に登りができる点が気に入っています。
pon4112さん、こんにちは。
私の山行のほとんどが低山歩きです。今日も青梅丘陵を歩いてきました。冷んやりとして、とても涼しかったですよ。
コメントありがとうございました。それではまた。
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