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2018年09月30日 18:53未分類全体に公開

出逢い

今日、台風が接近しているにも関わらず、高尾山に登りました。本来なら台風に備えて自宅にいるべきかもしれませんが、朝8時頃に少しだけ晴れ間が見えたので、傘とレインウェアと水を持って自宅を飛び出しました。

人気のないケーブルカー駅を横目に見ながら車道を歩き、6号路の登山口に到着しました。雨が降り出したら、途中で引き返しても良いつもりで歩き始めました。

何人かの登山者に追い抜かれながら、道幅の狭い6号路を歩いていると、ホトトギスらしき葉を見つけました。もう花は終わっていて、実を付けています。もしかしたら、まだホトトギスが咲いているかも?と期待していたのですが、どうやら遅かったようです。

私は、「そりゃそうだよな。いつまでもあると思うな親と花(金)」などと下らないことをつぶやきながら、しっとりとした登山道を、ゆっくりと時間をかけて歩きました。

ガラガラの山頂で焼きそばパンを食べ、早々と下山を開始しました。私は、逆沢作業道を日影沢林道に下りようと思い、奥高尾方面に向かって歩き出しました。

階段を下りて行くと、アサギマダラがアズマヤマアザミの花に止まっていたので、そぉっと近づいて写真を撮りました(写真左)。

今年は、なぜかアサギマダラとの出逢いが少なく、一枚も写真を撮っていません。今年初めてアサギマダラの写真を撮りました。また、いつもはイヤというほどお目にかかるタマゴタケとの出逢いも、少なかったような気がします。

もみじ台の巻き道から、逆沢作業道に入り、日影沢林道に向かって歩いていると、嬉しいことにヤマホトトギスが咲いていました。私は、「ここにいてくれたんだね、ありがとう。」と言って、写真を何枚も何枚も撮りました(写真中)。

日影沢林道に下りる寸前に、白っぽい色のツリフネソウを見つけました(写真右)。シロバナツリフネソウとは違うと思いますが、こんな色のとは初めて出逢いました。

私は日影バス停に向かって歩きながら、「あまり花は咲いていなかったけど、アサギマダラとヤマホトトギスと白っぽい色のツリフネソウが見れたから、まあまあかな〜。」と思いました。

山の中では、たくさんの素敵なものと出逢います。しかし、肝心な出逢いが今のところありません。山歩きにうつつを抜かしている場合ではないことは分かっています。

そんなことを考えていたら、何だか切なくなってしまいました。

山歩きにしても、人生にしても、なかなか自分の思うようにはならないものですが、あきらめずに前を向いて歩いて行こうと思っています。

それではまた😊
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