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日影バス停で降りるとすぐにイヌタデが咲いていて、車道を少し進むと、キツリフネとシュウカイドウが咲いていました。イヌタデやシュウカイドウは、まだあちこちで見られますが、キツリフネが咲いているのにはホントに驚きました(写真左)。
木下沢梅林の近くで、カントウカンアオイが期待通りに咲いていました。カンアオイは、私の大好きな花の一つです。キツネノマゴがいくつか咲いているのにも驚きましたね〜。
小下沢林道に入ると、ノブキとマツカゼソウとヤマゼリがチラホラ咲いていて、トネアザミが一輪だけ綺麗に咲いていました(写真中)。私はその健気な姿に、「う〜ん、素晴らしい!」と思いました。
キャンプ場跡地でビールを飲み、ほろ酔い加減で来た道を引き返しました。すると、来る時は気がつかなかったスミレが咲いていました(写真右)。スミレの同定は大の苦手ですが、葉の形からエイザンスミレでしょうか。
花以外では、ミヤマフユイチゴの実が最も目につきましたが、サネカズラ、ヒヨドリジョウゴ、ジャノヒゲ、ヤブコウジ、アオキ、ユズの実なども見ることができました。
いつまでも花を追いかけている私は、ちょっと未練がましいかもしれません。でも、何事においてもそうですが、粘り強く物事を追求することは決して無駄なことではないと思います。アッサリと諦めたら、自分の力にならないこと請け合いです。
山歩きにおいても、この粘り強さは大きな武器になるのではないでしょうか。難局に直面したとき、粘り強く努力と工夫をしてピンチを切り抜けることができたら、それは最高に嬉しいものです。
この季節、咲いている可能性の少ない花を探しながら、山や林道を歩くことは実に楽しいことだと思います。
それではまた😊