植物の不思議

先日、仕事場の近くにカラスウリが咲いているのを見つけました（写真左）。カラスウリは、秋も深まるとオレンジ色の素敵な実を付けます。私はカラスウリの実が大好きなので、これからが楽しみだな〜と思いました。

この時、ある花のことが私の頭に浮かびました。それは、シラヒゲソウです（写真中）。このシラヒゲソウは、最近雲取山から三峯神社へ下山中、芋の木ドッケ付近に咲いていました。

この二つの花をよく見て下さい。実際は、カラスウリの方がやや大きいのですが、色と形が少々似ていると思いませんか？まあ、細かいところまで見れば、ずいぶん違うのでしょうけれど。

調べてみると、カラスウリはウリ科カラスウリ属、シラヒゲソウはウメバチソウ科ウメバチソウ属に分類されます。実は、全く違う植物です。また、カラスウリは民家の近くなどに咲いていて、シラヒゲソウは山の中に咲いています。

ここで驚いたのは、シラヒゲソウがウメバチソウの仲間であることです。写真右は、雲取山避難小屋の少し手前に咲いていたウメバチソウです。

似ても似つかないシラヒゲソウとウメバチソウが同じ仲間で、よく似ているカラスウリとシラヒゲソウが違う仲間なんです。植物ってホント不思議ですよね〜。奥が深い！

それではまた😊