勝負所を見極める（２）

先日、「勝負所を見極める」という日記を投稿しましたが、昨日さっそく、日記に書いたような場面に出くわしました。それは道迷い一歩手前の、まさしく勝負所と言える場面でした。

この日は、やまと天目山温泉から、湯ノ沢峠〜大蔵高丸〜ハマイバ丸〜米背負峠〜大谷ヶ丸〜道証地蔵と歩きました。大谷ヶ丸までは、いつもの牛歩で実に順調でした。曲沢峠から景徳院へ下山する予定を変更して、道証地蔵ルートで笹子駅へ下山しました。

時間がかなり押していたので、歩き慣れた道証地蔵ルートに変更したのですが、アモウ沢乗越の辺りで、２回ほど道に迷いかけました。２回目はすぐにルートに戻れましたが、１回目は間違った方向に30mほど進んでしまいました。右に曲がるポイント（赤テープあり）で、まっすぐに行ってしまったのです。その赤テープの意味を、あまり深く考えなかったのがいけなかったのですね。

だんだんと踏み跡が怪しくなり、どう考えてもおかしいと気がつきました。私は、これは今日の勝負所だぞと思い、赤テープのところまで戻りました。そして、腰を下ろして冷たい麦茶を飲みました。

そこで、赤テープのポイントから右に下りて行く踏み跡を見つけたのです。私はその時、自分が日記に書いたことを思い出しました。まったく、自分でやってりゃ世話ないな〜と思いました。

このルートは、滝子山方面からは何度も歩いているのですが、大谷ヶ丸から歩いたのは今回が初めてです。私は、少々難しいルートだなと感じました。この勝負所を切り抜けた後は、実に順調に進み、道証地蔵にたどり着くことができました。

このように、勝負所の場面では、じっくりと時間をかけることが大切です。時間が押しているからと、やみくもに前に進んでは絶対にいけません。ヤマレコの皆さんには、そんなこと当たり前だと笑われるでしょうけど・・・。

それではまた😊

コメント

こまりく

RE: 勝負所を見極める（２）
fgacktyさん、こんばんは！

そうなんですよね。怪しいと感じたら、先ずは落ち着いて休憩を取るのが正解ですね。(煙草を吸う方は、一服する？)

そして、元の目印がある所まで戻り返すのが、原則ですね。

多分、この道でも行けるだろうなんて思ったら絶対にダメですね。鈍詰りでなんとも成らない状況になってしまいますから。

fgackty

RE: 勝負所を見極める（２）
komarikuさん、こんばんは。

頭では分かっていても、実際にはなかなかできないことなんです。

今回は、下ろしたくない腰を無理やり下ろして、冷たい麦茶を飲みました。

正しいルートに戻れて、本当に良かったです。時間が押していただけに、少し焦りを感じた場面でした。

コメントありがとうございました。それではまた😊