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杓子山までは、いつもの牛歩で実に順調に進みました。高座山手前からの素晴らしい富士山の眺め、高座山への強烈な急登、杓子山への静かな登山道等々を楽しみました。道中、素敵な花がたくさん咲いていました。私は、「イイ山だな〜、ホント来て良かった!」と思いました。
杓子山山頂で小休憩し、高座山に戻って、高座山周辺のお花畑を見学してから下山しようと、色気を出したのがいけませんでした。そのお花畑がどこにあるのか分からないので、少しでも早く高座山に戻ろうと思ったのです。
問題はここからです。道標と地図を確認することなく、カッコいい外人さんが登ってきた方向へ、何も考えずに進んでしまいました。早く高座山に戻りたい、という気持ちが災いしたかもしれません。でも、これは言い訳にはなりません。道標と地図を確認すればいいだけの話だからです。
下り始めてしばらくすると、登って来た道とは違うことに気がつきました。本来なら、当然ここで山頂まで引き返さなければなりません。地図を見ると、それは破線ルート(明見尾根)でした。不動湯から登ってきたと言う2組の登山者にも出会ったので、このまま下っても大丈夫と判断しました。ここで、今回は高座山のお花畑を諦めることに決めました。
破線ルートとはいえ、よく整備された登山道を慎重に歩き、何の問題もなく不動湯に下山できました。その後、富士急行線月江寺駅への長い長い車道を歩いて、この日の山行を終了しました。
結果的に何も起こらずに済んだから良かったものの、これは絶対にいけませんでしたね。愚かな自分に喝!です。「おかしいと気づいたら、必ず分かるところまで引き返さなければならない。」などと、日記にエラそうに書いておきながら、それを守れないのですから。
次回からは、このようなことがないように、気を引き締めて、しっかりとした山歩きを心がけたいと思っています。
たいへん長くなりましたが、最後に一言。
「山の神様、ごめんなさい。」
それではまた😊
fgacktyさん、こんにちは。
道間違いや、オラオラ山行(地図等を確認せず、自分の思い込みで「オラオラ〜」と進んでしまうこと)は、痛い目を見ても、しばらくすると忘れてしまうので、またやってしまうんですよねー。
(そんなことだから、自分はいつまでも初級登山者止まりなんだと思いますけど。)
気を付けているつもりでも、行動するのは難しいですよね。
間違いを指摘してくれる同行者がいないソロでは特に・・・。
MonsieurKudoさん、こんばんは。
ダメな山歩きでしたが、杓子山はとてもイイ山でしたよ。ちょっと遠いのが難点ですけどね。
コメントありがとうございました。それではまた😊
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