去年まで北海道マラソンはファンランの10kmちょっとを走っていたが、今年はフルマラソンに挑戦することにした。
本番当日までの練習はハーフまでしか走らず、それ以上の距離は完全に未体験ゾーン。
足が動かなくなる事は避けたかったのでエナジー系を十分に持つ。
知り合いはファンランの出場だったのでファンランの位置からスタートした。
ペース配分がよく分からなかったので、とりあえず入りはキロ6分程度のペースで走る。
このペースなら特にハーフまでは問題ないだろう。
ただし、暑さが非常に苦手なので十分に給水をして望む。
これが後になって問題となってきた。
30kmあたりになるとお腹の調子が悪くなる。
まず、胃痛。これは昔から悩まされてきていた。ちょっと食べて動くと締め付けられるような痛みが発生する。
耐えながら走っていたが、吐き気も催してきたのでたまらず歩く。
と、同時に冷たいものを飲みすぎたせいか腸の調子も悪くなる。
30kmあたりは新川通りのため、駆け込めそうなトイレも少ない。
これは関門にひっかかってしまうかもしれないなーと思いながらも歩を進める。
35kmあたりで新川通の殺風景な景色から店舗が徐々に増え始めた。
ここでトイレをお借りして、腸の不安は一旦収まる。
あとは胃痛だが、あと10kmもないので痛みの原因の補給は最小限に抑えるようにした。
35km過ぎで家族と友人がわざわざ応援に来てくれていた。
つらい時にとてもありがたかった。
そして、たまたま走っている時に出くわしたのでよかった(笑)
残り7kmちょっとになったがここからもなかなか辛かった。
補給を抑えたおかげで胃痛はおさまったが、次は足が動かなくなってきた。
塩だけはなめて攣りを防止し、歩いたり走ったり、関門にひっかかったらもう走らなくていいなーと思いながら進む。
結局、関門時間ぎりぎりになりながらも最後まで引っかかることなく5時間以内でゴール。
初めてのフルマラソンだったので勝手が分からなかったが、なんとか完走することができた。
休憩してからのビールが最高に美味しかった。
走ってから思ったのは、ボランティアの方々のサポート無しでは到底走りきれなかったこと。
新川通の暑い沿道で応援や給水などのサポートがとてもありがたい。
たくさんの人に感謝した素晴らしい一日だった。
新川通で応援してました(笑)
となりに「足が痛いのは気のせい」と書いたプレートを持って応援している方がいて、余裕ある人は、
「気のせいだ、うんうん。がんばるぞ」
「いや、気のせいじゃない。つらいよー」
と引っ掛かっていってましたよー。
お疲れ様でした。
走れるだけすばらしいです!
私は走れないので山を歩くことにします(笑)
コメントありがとうございます。
余裕がなかったので全然プレートに気がつきませんでした(笑)
暑い中、応援ありがとうございました。沿道の方々にとても助けられました。
私も山歩きの方が好きなのですが、なかなか行けておりません。
JUDY-SAPさんは色々な山を登られているようでとても羨ましいです。
私も足慣らしがてら、藻岩山あたりから復帰しようと思います(笑)
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する